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成城大学 調査記録を通して学ぶ、語り芸能「盲僧琵琶(もうそうびわ)」

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(最終更新日:

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 成城大学民俗学研究所 2022年度公開講演会
「盲僧琵琶(もうそうびわ)の語り物伝承について―説経正本との関わりを中心に」
【日時】2022年6月4日(土)13:30~15:30  【会場】成城大学3号館

 成城大学(東京都世田谷区 学長:杉本義行)は、成城大学民俗学研究所が主催する講演会「盲僧琵琶の語り物伝承について―説経正本との関わりを中心に」を、2022年6月4日(土)に開催いたします。
 本講演では、講演テーマである''盲僧琵琶(もうそうびわ)''や、中世以降の説経の伝承について研究をしている学習院大学名誉教授・兵藤裕己氏をお迎えします。
 盲目の僧侶が、弦鳴楽器''琵琶''を伴奏に、「平家物語」等の物語を弾き語る伝統芸能「盲僧琵琶」。
 口承文芸の 歴史に座頭・盲僧が果たした役割については、柳田國男に多くの論考があります。
 日本の座頭・盲僧は20世紀末に姿を消しましたが、1980年代から90年代初めに、実際に九州地方に赴き実地調査を行ってきた兵藤先生が、自身で撮影・録音した貴重な映像や録音テープは数百本にのぼります。 
 今回は、兵藤先生のご好意により2017年に成城大学民俗学研究所に収蔵された、これらの貴重な映像等を題材として、座頭・盲僧の文化史的な位置についてご紹介いただきます。

〔講演会概要〕
【日 時】:2022年6月4日(土) 13:30 ~ 15:30  
     (当日の受付:13:00開始)
【場 所】:成城大学 3号館 1階 311教室
【講演者】:兵藤裕己氏(学習院大学名誉教授)
【演 題】:「盲僧琵琶の語り物伝承について―説経正本との関わりを中心に―」
【参加費】:無料
【予 約】:不要です。直接ご来場ください。
【アクセス】:小田急線成城学園前駅中央改札北口徒歩4分( https://www.seijo.ac.jp/access/ )
【お問合せ】:成城大学民俗学研究所 TEL: 03-3482-9097・9098 E-mail: minken@seijo.ac.jp
        平日 9:00~16:30 土曜日 9:00~12:00
〔講演者略歴〕
 1950年、愛知県生まれ。京都大学文学部卒。東京大学大学院人文科学研究科国文学専攻博士課程単位取得退学。
 博士(文学)。埼玉大学、成城大学を経て、現在、学習院大学名誉教授。
〔主な著書〕
 『平家物語の歴史と芸能』吉川弘文館 2000、『琵琶法師〈異界〉を語る人びと』岩波書店 2009、『平家物語の読み方』筑摩書房 2011、『物語の近代』岩波書店 2020、ほか。

<注意事項>
 ・当日、体調に不安のある方は、来聴をお控えください。
 ・当日はマスクを着用してください。
 ・受付時に、手指消毒・検温・緊急時連絡先の記入をお願いしております。
 ・当日は会場以外の学園施設への立ち入りはご遠慮ください。
 ・観覧後10日以内に新型コロナウイルスの感染が認められた場合、民俗学研究所までご連絡ください。

▼本件に関する問い合わせ先

成城学園企画広報部 企画広報課

住所

: 東京都世田谷区成城6-1-20

TEL

: 03-3482-1092

E-mail

kikaku@seijo.jp

令和4年度公開講演会ポスター.jpg 講演会ポスター