駒沢女子大学

駒沢女子大学の鮫島卓ゼミが歴史と文化を学ぶガイドブック『謎解き稲城の歩き方』を刊行 -- 稲城市および稲城市観光協会との産官学連携による取り組み

大学ニュース  /  教育カリキュラム  /  産官学連携  /  学生の活動  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

駒沢女子大学(東京都稲城市/学長:安藤嘉則)人間総合学群観光文化学類の鮫島卓ゼミはこのたび、稲城市の歴史と文化を学ぶガイドブック『謎解き稲城の歩き方』(発行:株式会社インターメディアリー)を刊行。稲城市および稲城市観光協会に寄贈した。これは、同大と稲城市および稲城市観光協会との「稲城市観光まちづくり産官学連携協定」の取り組みの一環として行われたもの。1冊770円(税込)で、販売収益は文化財保全の活動資金として稲城市に寄付される。

 駒沢女子大学は2018年6月、観光振興による地域の活性化と観光人材の育成に寄与することを目的として稲城市および稲城市観光協会と「稲城市観光まちづくり産官学連携協定」を締結。以来、観光マーケティングを研究する鮫島卓研究室の学生が中心となって、稲城市観光協会の学生事業部として観光まちづくり活動を行ってきた。

 このたび同協定の成果の一つとして、鮫島ゼミの学生18名が取材・執筆を担当したガイドブック『謎解き稲城の歩き方』を発行。制作にあたっては稲城市産業文化スポーツ部観光課と教育部生涯学習課、稲城市観光協会から情報提供を受け、同じ学群の人間文化学類日本文化専攻に所属する研究者が監修を行うなど、横断的な協力の下で完成した。
 5月26日には同書の発売を記念して鮫島卓准教授およびゼミ生が稲城市長を表敬訪問。完成した冊子を寄贈した。

 『謎解き稲城の歩き方』は、稲城市の観光案内所「いなぎ発信基地ペアテラス」や楽天ブックスなどで購入でき、収益はすべて文化財保全のための活動資金として稲城市に寄付される。概要は下記の通り。

◆『謎解き稲城の歩き方』
【編著者】 駒沢女子大学 人間総合学群観光文化学類 鮫島卓 准教授
【発 行】 株式会社インターメディアリー
【判 型】 A5判
【ページ数】 64ページ
【発行日】 2022年5月26日
【価 格】 770円(税込)
【内 容】
 稲城市内の文化財に焦点を当て、コロナ禍で普及したマイクロツーリズムによる地域再発見を促進するガイドブック。スポット毎になぞかけを用意し、謎解きをしながら楽しく歴史や文化を学べるよう工夫されており、難解な文化財に関する専門用語をできるだけ平易な文章にし、写真も多用して一般の読者でも親しめるようになっている。さらに、飲食店や土産店を掲載して、旅を充実させるコツなども紹介。
【構 成】
・第1章 地名をたどる道 / コラム 駒沢学園の土地は原始時代のBBQ場だった?!
・第2章 里山の道 / コラム 文化的景観としての谷戸の棚田
・第3章 祈りの道 / コラム 稲城の富士講は旅か旅行か

(参考:駒沢女子大学公式サイト内関連ページ)
●観光文化学類
 https://www.komajo.ac.jp/uni/faculty/c_tourism/index.html

[駒沢女子大学公式サイト>ニュース・活動報告]
●稲城市および稲城市観光協会と「稲城市観光まちづくり産官学連携協定」を締結しました(2018/06/12)
 https://www.komajo.ac.jp/uni/news_uni/news_uni_18008.html
●産学官連携プロジェクト「ツーリズムコマジョ」 ~稲城市観光協会との連携事業がスタート~(2019/06/26)
 https://www.komajo.ac.jp/uni/window/c_tourism/c_tourism_activity_19005.html
●観光文化学類の学生が多摩マイクロツーリズムコンテストに出場(2022/3/28)
 https://www.komajo.ac.jp/uni/window/c_tourism/c_tourism_activity_21008.html

▼本件に関する問い合わせ先

学校法人駒澤学園 広報部 広報課

住所

: 〒206-8511 東京都稲城市坂浜238番地

TEL

: 042-350-7212(直通)

FAX

: 042-331-1919

E-mail

prkomajo@komajo.ac.jp

IMG_3766.JPG 稲城市長へ学生がガイドブックを贈呈

IMG_3749.JPG 稲城市長表敬訪問

IMG_3839_k.jpg 『謎解き稲城の歩き方』