女子美術大学

これからのビジネスの現場で必要とされる「共創型リーダーシップ」

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「共創型リーダーシップ」を身に付けた人材は、さまざまな分野の企業で、多様な領域の専門家と共に新たな価値を生み出すことができる存在となる。未知のプロジェクトを成功に導くビジネスリーダーや、その創造的なパートナーとして変革を起こしていくことが期待される。多様な人々と共に構想し、共に成長しながら目標に導いていく共創型リーダーとなるためには、「思考を視覚化する力」「多様な領域の人々と共創する力」「なにがあっても折れない心」「ポジテイブマインド」という、4つの要素が不可欠となる。

 2023年度に新設される女子美術大学「共創デザイン学科」では、共創型リーダーシップを身に付けることができる、3つの特徴的な教育を行う。
 まずは、創造力の基礎となるデザイン教育をふまえた上で、多様な領域の人々と共創するための「共創教育」。そして、さまざまなライフイベントを乗り越えるための折れない心を育成する「ライフマネジメント教育」。さらに、これらを実施した上での応用として、ビジネスの現場で生きる力を身につける「産官学連携による実学」を行うことで、学生一人ひとりの共創型リーダーシップを育んでいく。

●ビジネスの現場で生きる力を養う
 具体的なカリキュラムとしては、1年次から実践型プロジェクトに参加し、4年間を通して多種多様な産官学連携プロジェクトを経験。「共創教育」「ライフマネジメント教育」を通じた学びをビジネスの現場で生きる力に変え、新しいアイデアや価値を社会に実現していく力を習得する。
 プロジェクトは1年生から4年生まで実施し、授業ごとに得た個別の学びを実践を通じて生きた学びへつなげることができる。また、多くのプロジェクトは、実際の社会や企業が抱える課題に対して自ら企画し提案を行う、産官学連携プロジェクトとなっている。
 各プロジェクトは多様な分野の最前線で活躍する実務家教員が担当し、実社会を想定したテーマで行っていく。

■女子美術大学「共創デザイン学科」の3つの特徴的な教育とその内容
(1)共創教育
 自ら創り出す力、周囲を巻き込む力を身につける。
・ビジネス・テクノロジー・クリエイティブの分野融合カリキュラム
・自ら創り出す力、周囲を巻き込む力を身につける
・専門性を育む選択授業

(2)ライフマネジメント教育
 折れない心と自身を高め続けることのできるマインドを養う。
・アイデンティティとキャリア形成のサポート
・折れない心を創るマインドセットの獲得

(3)産官学連携による実学
 ビジネスの現場で生きる力を養う。
・共創教育、ライフマネジメント教育の学びをビジネスの現場で生きる力に変え、社会に実現する力を習得
・4年間を通して多様な産官学連携プロジェクトに参加
・プロジェクトパートナーは業界をリードする多彩な企業

■「共創型リーダー」に必要な4つの力
(1)思考を視覚化する力
 自分のアイデアや発見をイラストにして分かりやすく正確にチームに共有する力。情報の整理、単純化、構造化など、共創を上手く進めるための視覚的なコミュニケーション手段を身に付ける。

(2)多様な領域の人々と共創する力
 デザインの領域だけではなく、ビジネスやテクノロジーなどの異なる専門領域や異なる価値観を持つ人々との違いをプラスに変え、共に新しい価値を生み出すための技術と精神を身に付ける。

(3)なにがあっても折れない心
 自分自身やチームが困難に直面しても自分を上手くコントロールして状況に対応していく力。変化し続ける環境に立ち向かい、困難を乗り越えるための回復力や柔軟性を身に付ける。

(4)ポジティブマインド
 失敗を恐れて挑戦を諦めてしまうのではなく、未知への一歩を踏み出すことを楽しめる力。チームに前向きなムードをもたらし、新たな機会や可能性を生み出す未来への楽観的な思考を身に付ける。

■女子美術大学 芸術学部 共創デザイン学科
 https://co-lab.joshibi.net/message/
【設置概要】
 設置組織:女子美術大学 芸術学部 共創デザイン学科(4年制)
 学生定員:入学定員60名/収容定員240名
 開設時期:2023年(令和5年)4月
 設置場所:女子美術大学 杉並キャンパス(東京都杉並区 和田1‐49‐8)

(関連記事)
・ビジネスを次のステージに引き上げる「共創力」 ~共に新しい価値を創り出す力~(2022.09.05)
 https://www.u-presscenter.jp/article/post-48830.html

▼本件に関する問い合わせ先
 女子美術大学 広報グループ(担当:橋本・三ツ木・小澤)
 TEL: 042-778-6123
 E-mail: prs@venus.joshibi.jp

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