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本プロジェクトは学食の売り上げの一部を、国連WFPを通して発展途上国の給食費用として寄付する取り組みで、2019年度と2021年度に続いて今年で3回目の取り組みとなります。
現在、世界中では9 人に1 人が食糧不足、特に子供たち4 人に1 人が飢餓に苦しんでいる状況であり、そうした子供たちに栄養のある食事を届けることが緊急の課題となっています。
この学食寄付メニュープロジェクトはSDGs のゴール2「飢餓をゼロに」の実現に向けて誰でも参加できるアクションプランです。

■学生団体と学食、大学組織のコラボレーション
本プロジェクトは学生目線でSDGs を考え推進する聖学院大学の学生団体「Petite Arche（プチ・アルシュ）＊1」が中心となり、大学4 号館の食堂「repast」（株式会社レパスト）、「サステイナビリティ推進センター（SSC）＊2」と協働して実現したコラボレーション企画です。
Petite Archeは前回の寄付メニュープロジェクトより更に多くの人に食べてもらいたいという想いを実現するために学生・教職員を対象としたアンケートを実施。学食利用者の意見を取り入れたメニューを提供しました。

(1)フライドポテト　200円（うち寄付金額20円）
(2)プーティン　250円（うち寄付金額20円）
(3)ドーナツ（プレーン／チョコ）　150円／200円（うち寄付金額20円）
(4)サラダ　200円（うち寄付金額20円）
(5)サービスセット　450円（うち寄付金額30円）
(6)日替わりプレート　500円（うち寄付金額30円）
(7)日替わりデザート　250～350円（うち寄付金額20円）

寄付金総額：24,340円（給食811食分の寄付）

■学食寄付メニュー利用者の声（利用者アンケートより）
・自分が食べたいもの、好きなものを美味しく食べて簡単に寄付できるのがいいと思いました。
・週替りのスイーツは毎週楽しみで、本当に美味しかったです！
・普段はお弁当持ちなので、気軽に食べられるスイーツは購入しやすかったと思いました。
・サイドメニューの一部については、寄付メニュー等の期間限定ではなく、今後とも常時、4号館食堂のメニューの選択肢のなかに加えていただけると良いかもしれません。

■企画した学生団体「Petite Arche」の声
聖学院大学 学生ボランティア団体Petite Archeです。今年で3回目の実施となる「学食寄付メニュープロジェクト」は、SDGsのゴール2の「飢餓をゼロに」を達成するためのプロジェクトで、期間限定メニューを購入して頂くと、途上国の給食支援に貢献できるものとなっています。

今年度はチーム内で作業を分担しスムーズな準備を心掛け、学内では事前アンケートを2回実施し、多くの方の意見を取り入れたメニューの提供を目指したところ、前回よりもたくさんの方に参加していただくことができました。ご協力ありがとうございました。

■企画概要
期間：2022 年12月5日（月）～12月23日（金）
場所：聖学院大学4 号館1 階 学生食堂
企画：聖学院大学 学生団体Petite Arche（プチ・アルシュ）、株式会社レパスト、サステイナビリティ推進センター（大学組織）


＊1聖学院大学 学生団体 Petite Arche（プチ・アルシュ）
SDGs を学生目線で考え行動に移すことで、「学生にも身近なSDGs」を広めるボランティア団体。
2022 年度は「ゴール2：飢餓をゼロに」、「ゴール12：つくる責任 つかう責任」に着目し、学食寄付メニュープロジェクトや、古着ファッションショー（他大学との交流あり）などを企画運営した。

＊2サステイナビリティ推進センター（Seigakuin Sustainability Center: SSC）
聖学院大学のSDGsの達成に向けた様々なプロジェクトやワークショップなどの取り組みをさらに活発化させるため、2022年4月に開設。

SDGs推進のための活動や「持続可能な開発のための教育（ESD）」をいっそう充実させるとともに、学校法人聖学院内の各校および学外の諸団体・組織との連携・協働を促進。持続可能な社会と世界の形成に向けてグローカルな役割を果たしていく。

キーワード
#SDGs #国連WFP #学食 #寄付 #途上国支援 #学生団体 #サステイナブル