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【本件の内容】

　甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科では社会貢献活動の一環として、2019年度から無料講演会を実施しています。これは、同学科の卒業生やリハビリテーションに従事する理学療法士、その他医療従事者らの生涯学習の支援を目的としたものです。リハビリテーション分野の研究者や現役の理学療法士を招き、最新の研究成果や医療技術のトレンドを提供しています。
　2022年度5回目となる今回は「障害軌跡を考慮した脳卒中理学療法の実践」をテーマに開催します。同学科の金居講師が脳卒中の障害軌跡について概説したうえで、予防的な取り組みの実践例について解説し、野添准教授がサルコペニア・フレイルを有する脳卒中者の評価や機能予後について講演を行います。

　この講演会は医療従事者の参加しやすさを重視し、開催時刻は平日19時以降に設定しています。当初は対面で実施していましたが、コロナ禍により2020年度からオンライン形式をとっています。また、医療従事者のための外部セミナーやオンデマンド配信は多くありますが、無料で参加できるものは少ない現状があります。そのような中で、発展著しい医療系・リハビリテーション分野で、学ぶ意欲が高い人々のニーズに応える機会となっており、受講者数は増加傾向を示しています。過去2年間ののべ受講者数は約3,200名を超えるなど、盛況を呈しています。

　また、開催時にはTwitter上で参加者がハッシュタグをつけて実況中継を行うなどの盛り上がりも見せています。一例として昨年11月の講演会は「ちょうど悩んでいたタイミングでしたので大変参考になりました」「大切だとは思っていたけど、改めて腑に落ちるご講義でした」といった内容の感想が寄せられ、好評を博しました。

［参考］受講者人数　※のべ人数
・2019年度：約260名（対面形式）全2回開催
・2020年度：約400名（オンライン形式）全2回開催
・2021年度：約1,900名（オンライン形式）全5回開催
・2022年度：約1,300名（オンライン形式）4回開催時点

今回第5回目は、2022年度最後の開催です。概要は以下のとおりです。

◆甲南女子大学 看護リハビリテーション学部理学療法学科Web講演会
「障害軌跡を考慮した脳卒中理学療法の実践」

【開催日時】

2023年3月15日（水） 19：00～20：30

【開催方法】

オンライン（YouTubeライブ配信）

【参加費】

無料

【対象】

実習協力施設職員、理学療法学科卒業生、その他の医療系学生・医療従事者など

【申込方法】

▽ 甲南女子大学公式Webサイト（以下のURL）より3月13日（月）までに申込み
https://www.konan-wu.ac.jp/event/detail.php?id=3447

【講師】

・野添 匡史［甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 准教授］
・金居 督之［甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 講師］

【講演概要】
脳卒中を含む慢性疾患は、疾患を発症することにより身体機能の低下が加速してしまう。この身体機能の低下は、脳卒中発症前のコンディションに関連する可能性が報告されている。このたびの講演会では、金居講師が脳卒中の障害軌跡について概説したうえで、予防的な取り組みの実践例について解説し、野添准教授がサルコペニア・フレイルを有する脳卒中者の評価や機能予後について講演する。

【甲南女子大学公式Webサイト 告知記事】
https://www.konan-wu.ac.jp/event/detail.php?id=3447

［関連リンク］

▽ 甲南女子大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科（※大学公式Webサイト）
https://www.konan-wu.ac.jp/dept_grad/dept_nurspt/pt/