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　札幌大学では、高校生の能動的な「探究学習」をサポートすることが大学での学びに接続すると考え、今年度初めて「HOKKAIDOハイスクールQUEST」を企画。昨年10月には「HOKKAIDOハイスクールQUEST『高校生対象プログラム』」を開催し、札幌市内外からエントリーした4つの高校の合計9組が、プレゼンテーションとポスターセッションによる探究学習発表会を行った。

　今回のイベントは、高校生の探究学習を指導する立場にある教員を対象とした「高校教員対象プログラム」だった。まず、ベネッセ教育総合研究所教育イノベーションセンターの主任研究員である芦野恒輔氏がゲストとして登壇し、先進事例の紹介を中心とした基調講演を行った。その後、昨年10月の「高校生対象プログラム」参加校である札幌光星高等学校、札幌新陽高等学校、市立札幌藻岩高等学校の先生方4名がパネリストとなり、各学校における探究学習の取り組み内容やその成果、さらに今後の課題などについて具体例を交えながら話し合った。

　このイベントには、札幌市内外から18名の方々が来場し、同じ高校教員や大学関係者との交流を深めた。一方で、各校が抱える悩みや課題を共有することによって、探究活動に内在する難しさも浮き彫りとなった。

　札幌大学では、今後も高校生のための探究学習をサポートする高大連携の取り組みを続ける。

　なお、「HOKKAIDOハイスクールQUEST『高校生対象プログラム（前半プレゼンパートのみ）』」および『高校教員対象プログラム』は、札幌大学YouTubeチャンネルにて公開されている。

■高校生対象プログラム（前半プレゼンパートのみ）
　https://www.youtube.com/watch?v=dCJFC-L2E4Y
■高校教員対象プログラム
　https://youtube.com/live/AyohLGUcBdg

（関連記事）

・札幌大学が高校生のための探究学習発表会「HOKKAIDO ハイスクールQUEST」を開催（2022.11.09）

　https://www.u-presscenter.jp/article/post-49328.html

・高校生の探究学習発表会「HOKKAIDO ハイスクールQUEST」を実施しました
　https://www.sapporo-u.ac.jp/news/cooperation/2022/10314923.html