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■背景
リモートワークが普及し、既存の働き方や都市部あるいは地方で暮らす意義に対して社会全体で見直しが進みました。日々の生活様式の変化は地方への関心に大きな影響を与えていると考えられます。
京都府には、伝統産業から先端産業、大学や研究機関が多く、それらが連携して産業構造を築き上げています。その中で京都府北部は、日本三景の一つである天橋立や舞鶴赤れんがパークなど、豊富な観光資源があります。今後、観光関連産業の活性化によって集落の維持や若者の移住につなげ、「住み続けたい街」としてさらなる発展を目指している地域です。

■特徴・趣旨
本ワークショップは、地域資源の特性を生かしながらSDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」の実現を目指して、京都府北部の地域振興に取り組む2社（株式会社ウッディーハウス、株式会社ローカルフラッグ）の事例を基に参加学生がグループワークを行い、さらに効果的なプランを提案する試みです。
参加学生は事前課題として2社の事業内容に関する資料を読み込み、各自でアイデアを考えます。ワークショップ当日には京都府担当者や企業担当者からの説明を受け、準備したアイデアをブラッシュアップし、さらにグループワークを行うことで質の高い提案を短時間でまとめ上げます。最後に、完成した提案のプレゼンテーションを京都府・企業担当者に向けて行い、フィードバックとして行政・企業の視点からのアドバイスをもらいます。
本セミナーに取り組むことにより、チームで協力して課題解決に取り組む力や、他者の意見を受け入れてアイデアを改善する力、自身の考えを分かりやすく伝える力などを養うことが期待されます。また、主体的に地方が抱える課題に取り組むことで、地方での就職や地方への関心を持つきっかけにもなります。
東京女子大学キャリア・センターは、学生が自分のキャリアを考え、有意義な学生生活を送り、自信をもって卒業していけるよう、従来の方法にとらわれることなく、その時代や学生のニーズに合った支援を進めています。今後も社会の変化に柔軟に対応し、学生一人ひとりを大切にする就職支援に取り組んでまいります。

■セミナー概要

【日時】
2023年3月27日（月）10:00～17:00

【対象】
東京女子大学1・2年次学生

【定員】
20名

【講師】
株式会社ウッディーハウス
株式会社ローカルフラッグ

【主催】
東京女子大学
京都府
京都ジョブパークUIJターンコーナー