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　青森山田高等学校は「誠実・勤勉・純潔・明朗」を校訓に掲げるとともに、教育基本法の精神である「教育の機会均等」の実現に努め、青森県の教育振興に尽力。現在まで多くの人材を育成し、2018年には創立100周年を迎えている。
　同校の広域通信制課程は現在、青森と札幌で展開しているが、このたび、中途退学者等の問題が深刻である東京での設置を決定した。

　広域通信制課程東京校が設置されるのは、同校と同じ青森山田学園が運営する青森大学の東京キャンパス。2019年に開校した同キャンパスは、江戸川区から教育活動への共感を得たことにより、旧公立小学校という好環境の提供を受けている。
　同校の設立は、さまざまな理由で登校できなくなった若者に対して、教育的弊害を生じないように支援することを目的としたもの。充実した施設を備えた東京キャンパスで1人でも多くの生徒に学習機会を提供し、高卒資格取得を目指した学習とともに、他者との触れ合いでコミュニケーション能力を養い、学校でのさまざまな体験から自己の価値を見出せるような教育活動を展開する。
　また、青森山田学園として、青森山田高等学校・青森大学によるさまざまな取り組み事例を活かした高大連携を行い、その先の進路に繋がるよう図っていく。
　青森山田高等学校広域通信制課程東京校は現在、2024年度の開校に向け準備に取り組んでいる。

■青森山田高等学校広域通信制課程東京校（普通科）
【開校日】令和6（2024）年4月1日
【所在地】〒134-0087 東京都江戸川区清新町2-10-1

・東京メトロ東西線「西葛西駅」より徒歩10分、JR京葉線「葛西臨海公園駅」より徒歩15分

○青森山田高等学校 広域通信制課程の教育理念

　通信制課程は、就業等により全日制高校に進学できない青年に後期中等教育の機会を提供すことを目的として制度化され、高校教育の普及と「教育の機会均等の理念を実現」する上で、大きな役割を果たしてきた。
　近年では勤労青年のための教育機関としての役割だけでなく、不登校・中途退学経験者等への「学び直し」の機会の提供や、困難を抱える生徒の自立支援等、多様な学びのニーズへの「受け皿」としての役割も果たしており、さまざまな学習スタイルを可能とするその役割はますます重要になっている。
　青森山田高等学校広域通信制課程は1998年に、青森県初の広域通信制課程高等学校として開校した。以降、「将来の夢の実現を目指し、熱い気持ちを持った生徒たちが集まる学校」を教育理念として、教育を展開しており、25年が経過した。近年は急激な社会の変化の中で、全日制課程からの進路変更等に伴う「転入学・編入学」や、過去に高等学校教育を受ける機会がなかった者、通信制課程として「学びたいという者」等、従来からの役割だけでなく、多様な学びのニーズへの対応に貢献している。
　同校はこれからも、若人に夢を託し、文武両道を貫く教育を目指して実践目標「気力・迫力・全力」に取り組んでいく。
【URL】 http://www.yamada-tsushin.jp/

（参考リンク）
●青森山田高等学校
　https://www.aomoriyamada-hs.jp/

●青森大学東京キャンパス
　https://aomori-u-tokyo.jp/

▼広域通信制課程東京校に関する問合せ先
　東京校設置準備室　
　TEL： 03-6661-3335　
　FAX： 03-6661-3534
　mail： aomoriyamada-tokyo@hs.aomori-u.ac.jp

▼本件に関する問い合わせ先
　東京校設置準備室　
　大地 香（おおち かほり）
　TEL： 03-6661-3335　
　FAX： 03-6661-3534
　mail： aomoriyamada-tokyo@hs.aomori-u.ac.jp

　　　　 koho@aomori-u.ac.jp