神田外語大学

【SDGs × 異文化理解】神田外語大学世界6カ国で学生14名が海外ボランティア

大学ニュース  /  国際交流  /  学生の活動
(最終更新日:

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)では、2023年8月から9月にかけて、本学学生14名が海外ボランティアに参加しました。2023年1月から3月までの間、約3年ぶりに海外ボランティアが再開され、今年に入って今回が2回目の実施。学生たちは、それぞれの活動した国(アメリカ/イタリア/インドネシア/ドイツ/フランス/メキシコ)の課題に目を向けて、さまざまなボランティア活動をおこないました。本活動について、10月24日(火)から27日(金)までの4日間にわたってオンライン報告会が開催され、それぞれの国での活動内容や学びについて、10名の学生が発表をおこないました。本学では今後も、学生と社会が繋がるさまざまなボランティアの機会を提供し、社会に貢献できる人材の育成をしてまいります。

【海外ボランティア参加学生の体験談】(※一部抜粋)
■幼稚園で日本文化を教える(外国語学部 英米語学科 4年 木幡里桜さん)
- SDGs目標4(質の高い教育をみんなに)など
活動先:インドネシア  活動期間:約3週間
「海外で生活してみたい」「海外の子供たちに日本に興味をもってもらいたい」「新しい価値観を発見したい」という想いで、海外ボランティアに参加しました。幼稚園で日本文化を教えるボランティアをおこないましたが、子供たちに日本語の歌を歌ったときに、みんな覚えようとしてくれたことがとても印象に残っています。スパイシーな食べ物が多かったり、公用語が英語ではないためコミュニケーションに難しさを感じたりはしましたが、子供たちが私を受け入れて仲良くしてくれたことや、日本文化に興味をもってくれたことが凄く嬉しかったです。

■低所得者支援(外国語学部 イベロアメリカ言語学科 1年 中澤凛菜さん)
- SDGs目標1(貧困をなくそう)など
活動先:アメリカ  活動期間:約3週間
「貧困や飢餓で苦しんでいる人たちの状況を実際に目で見て知りたい」「留学では得られないような体験をしたい」「英語を通して行動を起こしたい」などの想いから、このボランティアに参加しました。活動としては大きく3つあり、低所得者層に配給する食事の材料切りや配膳をおこなう「Glide」、ダウンタウンの屋外で食事を配給する「Foodbank」、児童施設の子供たちの勉強をサポートする「学童」に参加しました。実際にボランティアに参加してみて、低所得者層にアメリカ人以外の方が多かったこと、また、必ずしも所得と幸福度は比例しないことなど、自分で体験しないと分からなことが多くありました。ボランティア活動を通じて、改めて日本での暮らしを見つめなおす貴重な経験を積むことができました。

■鉱山の中の歩道整備など(外国語学部 英米語学科 3年 山邉佳奈さん)
- SDGs目標11(住み続けられるまちづくりを)など
活動先:フランス  活動期間:約3週間
「学生のうちに海外を経験したい」「自分の英語力を海外で試したい」「海外に友達が欲しい」などの参加理由がありましたが、根底には「大学生のうちに何か一つでも大きな挑戦をしたい」という想いがありました。活動内容は、鉱山の保全活動のサポートとして、鉱山内の歩道整備/外の柵づくり/本の整理などがありました。休日は、メンバーと一緒にハイキングなどのアウトドア活動に参加しました。今回の活動を通して、自分の英語力に関して課題が見つかったり、はじめての海外&一人旅に達成感を感じたり、今でも連絡を取り合える海外の友達ができたりと、多くのことを得ることができました。また、日本人が自分一人という環境で不安もありましたが、その経験があったことで「挑戦することに不安を抱えている人の助けになりたい」という人生の指針を見つけることができました。


【神田外語大学 海外ボランティア 概要】
 学生は海外ボランティアプログラムに参加し、大学で培った知識・技能を国際協力の現場で活用していきます。言語や文化の異なる人々と協力し合いながら活動する中で「世界の諸問題に目を向け、問題解決に向けて主体的に行動する力」と「国際社会で通用するコミュニケーション能力」を養い、世界を舞台に幅広い活躍ができる人材の育成を目指します。2023年度は、参加者が希望する場合、大学が定める所定の条件を満たすことにより単位認定されます。


【神田外語大学ボランティアセンターについて】
 「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という建学の理念のもと、学生と社会が繋がるさまざまなボランティアの機会を提供し、社会に貢献できる人材の育成をおこなうことを目的として2013年に設立されました。
外部からのボランティア依頼の受け入れコーディネート、学生へのボランティア情報の紹介から活動後のサポートに至るまで、ボランティア活動全般に関わるさまざまな支援をおこなっています。


【参考】
【神田外語大学HP】 https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/
【神田外語大学ボランティアセンターHP】 https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/main/labo/vc/
【これまでのボランティア実績】 https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/main/about/announcement/
【神田外語グループX(Twitter)】 https://twitter.com/kandag_official

▼本件に関する問い合わせ先

学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部

三上山 雄亮

住所

: 〒101-8525 東京都千代田区内神田 2-13-13

TEL

: 03-3258-5837

FAX

: 03-5298-4123

E-mail

media@kandagaigo.ac.jp

01.jpg ▲インドネシアの幼稚園

低所得者支援.jpg ▲アメリカの低所得者支援

鉱山の歩道整備.jpg ▲フランスの鉱山の中の歩道整備

KUIS VOLUNTEER CENTER.gif ▲ボランティアセンターのロゴ