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【環太平洋大学】ネットフリックス公共政策ディレクター・杉原佳尭氏が語る、コンテンツ産業の現状と課題とグローバル戦略

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2023年12月4日、環太平洋大学は、ネットフリックス合同会社の公共政策担当ディレクター・杉原佳尭氏による講演会「コンテンツ産業の世界戦略:ネットフリックスの事例」を開催した。グローバル社会におけるソフトパワーの役割、動画配信ビジネスの拡大と課題、日本のコンテンツ産業の問題点、グローバル戦略構築における課題について、熱のこもった講演が行われたのち、杉原氏と学生の間で「日本文化の世界への発信方法」や「新しいサブスクリプション事業のアイデア」について議論が行われた。コンテンツ産業の最前線をリードする杉原氏からの指導は、グローバル市場におけるソフトパワーの強化の重要性を認識する良い機会となった。

 2023年12月4日、環太平洋大学・現代経営学科はネットフリックス合同会社の公共政策担当ディレクター・杉原佳尭(すぎはら よしたか)氏を迎え、「コンテンツ産業の世界戦略:ネットフリックスの事例」というテーマで講演会とディスカッションを開催した。
 4限の授業(ミクロ経済学)では、聴講生を含め250名以上の学生が出席し、「グローバル社会におけるソフトパワーの役割の重要性」「その中核を担う動画配信ビジネスの拡大と課題」「日本のコンテンツ産業の問題点」「グローバル戦略構築に向けた課題」「日本の文化を世界にどうのように発信していくか」について、熱のこもった講演が行われた。
 5限の討論会には30名の学生が出席し、杉原氏の指導を受け、「日本文化の世界に向けた発信方法」や「新しいサブスクリプション事業のアイディア」などについてグループディスカッションを行った。その際、コンテンツ産業の最前線をリードする杉原氏から、学生のアイディアに対して丁寧なアドバイスが行われた。
 世界の第一線で活躍する専門家からの指導は、コンテンツ産業の現状と課題を学ぶだけでなく、日本が今後世界で生き残っていくうえで、グローバル市場を見据えたソフトパワーの強化を図っていくことが極めて重要であるという示唆を得ることができ、学生たちにとって大変有意義な機会となった。

●杉原佳尭(すぎはら よしたか)氏 略歴
 杉原佳尭氏は、1965年大阪府生まれのIT業界の第一人者。ベンチャー企業のデジタルフォレスト(現NTTコミュニケーションズ)の立ち上げに参画し、取締役副社長に就任。その後、在日米国商工会議所インターネット・エコノミータスクフォース委員長等を歴任し、ネットフリックスに入社。現在は、公共政策担当ディレクターとして、政府や関係団体と連携し、ネットフリックスの事業活動を推進。また、天理大学客員教授、国際大学GLOCOM上級客員研究員、一般社団法人ソフトウェア協会フェロー、一般社団法人地域発電推進機構代表理事、特定非営利活動法人地域情報化推進機構代表理事を兼任し、IT業界や地域経済の発展にも貢献している。IT業界の豊富な経験と知識を活かし、ネットフリックスの事業活動を通じて、日本のエンターテインメント業界の活性化や、地域経済の振興に取り組んでいる。

●主な著書
『ネット社会と法』(共著、日本経済新聞出版社、2002年)
『21世紀のデジタル社会』(共著、日本経済新聞出版社、2005年)
『ITビジネスの法務』(共著、日本経済新聞出版社、2010年)

・ネットフリックス合同会社
 https://www.netflix.com/jp/

・環太平洋大学・現代経営学科
 HP: https://ipu-japan.ac.jp/faculty/keiei/

・杉原氏による講演
 HP記事: https://ipu-japan.ac.jp/news/21871/

▼本件に関する問い合わせ先

募集・広報事務局

住所

: 岡山県岡山市東区瀬戸町観音寺721

TEL

: 0869080362

E-mail

nk@ipu-japan.ac.jp

DSC07338-1536x1026.jpg ディスカッション

DSC09678-1536x1024.jpg 講演1

DSC07226-1536x1026.jpg 講演2