佛教大学

【佛教大学】京都を歩こう!生涯学習講座を浄土宗総本山 知恩院で開催 保健医療技術学部の学生とともにウェルビーイングを高めます

大学ニュース  /  イベント  /  産官学連携  /  学生の活動  /  生涯学習

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

佛教大学(京都市北区)オープンラーニングセンターでは、3月14日(木)に通常講座「京都を歩こう!」の特別バージョンとして、浄土宗総本山 知恩院で臨地講座を開催します。
本講座では受講生が楽しみながら健康になれることを目指し、知恩院の境内を歩きます。本学保健医療技術学部の3学科(理学療法学科、作業療法学科、看護学科)の教員がからだづくりや歩き方等について説明するほか、同学部の学生も受講生に帯同して準備体操のレクチャーや境内散策のサポートを行います。また、からだづくりだけでなく、精神的・社会的にも満たされる「ウェルビーイング」の実現に向けた講座を展開します。

本講座では、ただ「歩く」だけではなく、知恩院の僧侶の方から御影堂内の案内説明を受けることや木魚の叩き方を教わること等がプログラムに盛り込まれており、お香のにおいを嗅ぐ、木魚の音や鳥の鳴き声を聴くといった日頃とは違った体験を通して、参加者の身体的・精神的なQOL(Quality of Life)を高めることを目指します。
本講座を担当する作業療法学科 赤松智子教授は、作業療法士として臨床現場でリハビリテーションに関わってきた経験を踏まえ、神経筋疾患の方の生活や人生の質(QOL)を維持・向上する新たなリハビリテーションについて研究しています。その一環として、京都の名所・旧跡を訪問する「ウェルネスツーリズム」を企画し、名所・旧跡で誰もが過ごしやすいように独自のピクトグラムで図示した地図の作成およびホームページ「ウェルビーイング活動・京都※」で紹介を行っています。
「ウェルビーイング活動・京都」にて知恩院を取り上げたことや、知恩院で行われる「おてつぎ文化講座」にて赤松教授が講演を行ったことをきっかけに、知恩院からの協力を得て今回の生涯学習講座が実現しました。
【講座概要】
日時:3月14日(木)10:00~11:15 (9:40受付開始)
場所:知恩院 (京都府京都市東山区林下町400)
定員:45名(申込終了)
講師:白星伸一先生(理学療法学科)、赤松智子先生(作業療法学科)、阿部慈美先生(看護学科)

※「ウェルビーイング活動・京都」( https://wellbeing-activity-kyoto.bukkyo-u.ac.jp/
ウェルビーイング(well-being)とは幸福で健康な状態であり、WHO(世界保健機構)の健康の定義では、病気や虚弱の有無ではなく、身体・精神・社会的にも満たされた状態(well-being)であると説明しています。
ウェルビーイング活動・京都では、リハビリテーションに関わる作業療法士の視点から、京都の名所・旧跡地図を利用した過ごし方を紹介します。京都の歴史的文化財や自然にふれることを通して、からだやこころの健康だけでなく、地域社会の持続可能な発展や人と環境の共存を考える機会になると考えています。

▼本件に関する問い合わせ先

佛教大学 学長室 広報課

住所

: 〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96

TEL

: 075-493-9050

FAX

: 075-493-9040

E-mail

koho@bukkyo-u.ac.jp

1.png 「ウェルビーイング活動・京都」で公開している知恩院の地図