桜美林大学

【桜美林芸術文化ホール主催事業】駅近でも、公共でもない、学内のホールを地域のアート拠点として開くはじめの一歩。「芸術がひらく新しい『わたし』」

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桜美林芸術文化ホールは2022年4月に開館し、当初2年間は周囲に協力を仰ぎながら年間数件の自主事業を開催してきました。本年度より公共文化施設での勤務経験がある事業担当者を置き、開館当初から掲げている地域のアート拠点に成るというコンセプトを軸に主催事業を展開してまいります。

<2024年度のコンセプトについて>

駅からバスで20分、公共文化施設ではない、教育機関が運営するホールとして何ができるのか、また、高齢者が多く住む約7000戸の団地が連なるこの地域に何を提供しようか?と考え始め、まずは、学び舎にあるホールならではの、「知る」「学ぶ」機会の提供に至りました。地域の皆様にあらゆる芸術の入り口を知っていただき、誰もが平等に「芸術を楽しむ権利」を謳歌できるような場づくりに努めます。

コンセプトは「芸術がひらく新しい『わたし』」です。

人は生まれてから死ぬまで、自分以外の人やモノやコトとの出会いにより変化し、毎日新しい自分に出会っています。変わらない毎日を願っても、少しずつ「わたし」は変化しています。この事業で芸術を体験し、新しい「わたし」に出会う喜びと仲間づくりの楽しさを感じていただきたいと願いを込めました。

2024年度は、5つの子どもも大人も楽しめる事業、5つの社会支援事業、4つの古典芸能への導入事業、3つの演劇への導入事業の計17事業をご用意いたしました。

大人も子どもも楽しめる事業...美術や音楽を中心とした事業
社会支援事業「みんなでつながろう!ひなたやまで。」
古典芸能への導入事業「古典芸能ことはじめ―能・狂言のおけいこはじめてみませんか?―」
演劇への導入事業「演劇のすすめ―シェイクスピア・カフカ・岡田利規―

<大人も子どもも楽しめる事業>

①第一回桜美林学園コレクション展 桜と夜明け。
期間:2024年5月9日(木)~5月15日(水)
観覧料:無料(予約不要)
②まちだフレッシュコンサート2024
学生から演奏家へ新たな門出を迎える若者たちを応援し、開催する無料のコンサートです。
日時:2024年5月12日(日)14:00開演(13:00開場)
チケット:無料(事前予約制)
③朗読とピアノで綴る シューマン愛の物語
ロマン派を代表するロベルト・シューマンを紹介する朗読付きコンサート
日時:2024年6月30日(日)14:00開演(13:00開場)
出演:平田満、井上加奈子、倉田莉奈ほか
チケット:一般2,000円/学生(6~25歳)1,000円
④平面プラネタリウムとチェロと朗読で綴るメーテルリンク原作『青い鳥』
日時:2024年11月30日(土)14:00開演(13:00開場)
出演:長谷部一郎(都響チェリスト)、岩上洋子(プラネタリウム解説)ほか
チケット:一般1,000円/学生(6~25歳)500円
⑤クリスマス・パイプオルガンコンサート
日時:2024年12月21日(土)
   ①11:00~11:30(0歳以上)②13:00~13:30(5歳以上)
出演:山田由希子(ホール専属オルガニスト)
チケット:一般500円/中学生以下100円 *2歳以下の膝上鑑賞無料

<社会支援事業 「みんなでつながろう!ひなたやまで。」>

①ひなたやま映画上映会 『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』
日時:2024年8月4日(土)14:00
料金:一般1,000円、ペア券1,500円(2名)、学生(6~25歳)500円
②見えない人と絵をみるためのワークショップ(浮世絵レクチャー付)
日時:2024年8月17日(日)11:30~14:00 (30分の昼休憩あり)
料金:一般1,000円、ペア券1,500円(2名)、学生(12~25歳)500円
講師:三ツ木紀英(NPO法人芸術資源開発機構 代表理事)/高橋由貴子(高橋工房 版元)
③さわれる復刻版浮世絵版画展「広重のパッションにふれる」
歌川広重『名所江戸百景』より9点、主版1点を展示します。
日時:2024年8月18日(日)~8月23日(金)11:00~16:00
料金:無料(予約不要)
④参加型音楽劇「あらしのよるに」
出演:伊原農・枝元萌(劇団ハイリンド)、會田瑞樹(ヴィブラフォン)ほか
日時:2024年12月7日(土)13:30~14:15
料金:一般1,000円、ペア券1,500円(2名)、小中学生500円
⑤インドネシアの影絵とアフリカンドラム
出演:川村亘平斎(影絵師/音楽家)、新倉壮朗(ダウン症の音楽家)
日時:2025年3月調整中
料金:一般1,000円、ペア券1,500円(2名)、小中学生500円

<古典芸能への導入事業「古典芸能ことはじめ-能・狂言のおけいこはじめてみませんか?-」>

①ひなたやま狂言会 *レクチャー付き
日時:2024年9月21日(土)14:00~15:30
料金:一般2,000円、学生(6~25歳)1,000円
出演:野村万之丞、野村挙之介、河野佑紀、石井康太、中村雅之(横浜能楽堂芸術監督)
②こども狂言ワークショップ
日時:2024年11月16日(土)、17日(日)11:00~11:45
料金:2日間1,000円
講師:高澤祐介(和泉流)
内容:狂言の所作と小舞の体験
③能とアレクサンダーテクニークワークショップ
日時:2024年11月23日(土)、24日(日)13:00~16:00
料金:2日間 一般5,000円 学生3,000円(高校生~25歳)
講師:金井雄資(宝生流)・細井史江(アレクサンダーテクニークスタジオ東京)
④高砂ワークショップ
日時:2025年1月11日(土)、18日(土)、 2月1日(土)
料金:3日間3,000円、学生(6~25歳)1,500円
講師:出雲康雅(喜多流)ほか
内容:全体で謡う能「高砂」の謡、小謡「高砂や」「四海波」の体験と発表

<演劇への導入事業「演劇のすすめ シェイクスピア・カフカ・岡田利規―」>

①シェイクスピアの言の葉の海を泳ぐ―舞台俳優と声を出してシェイクスピアを読む― 
日時:9月14日(土)①11:00~12:00 ②13:00~14:00
俳優:鷹野梨恵子、若松力(イエローヘルメッツ)
料金:1,000円
②カフカはなぜ演劇作品になるのか ―舞台俳優による朗読付き講演会-
開催日:10月12日(土)14:00~15:00
講師:岸田 真(桜美林大学 演劇専修教授)/俳優:山崎清助(イエローヘルメッツ)
料金:一般1,000円、学生500円(6~25歳)   
③岡田利規ショーケース ―岡田利規を知る・みる・聞く―
現代演劇のトップを走る演劇カンパニー・チェルフィッチュを主宰する岡田利規の生の声を聞き、過去作品と試演の短い作品を鑑賞し、現代演劇への興味を誘う導入企画です。
開催日:12月15日(日)14:00~16:00 
出演:岡田利規、酒井はな(ダンサー)、四家卯大(チェロ)ほか
上演作品:「瀕死の白鳥 その死の真相」ほか試演作品
料金:一般3,000円、学生2,000円(6~25歳)

<ホール概要>
桜美林芸術文化ホールは、パイプオルガンが設置された音楽ホール「プロビデンスホール」、演劇・ダンスを中心とした多目的な演出が可能な「ストーンズホール」、また、キャンパスの中庭に面している約600㎡の広さを持つパブリックスペース「交流プラザ」や「ギャラリー」を備え、学園で学ぶ人の学習成果の発表・芸術教育の場となるだけでなく、地域と共生しながら、芸術創造や地域との交流・発信を目指し、学校法人桜美林学園が運営しています。

住所:〒194-0032 東京都町田市本町田2600-4
アクセス:JR・小田急線「町田駅」から神奈川中央交通バス「町田バスセンター」(4番・5番のりば)から「山崎団地行」または「山崎団地センター行」乗車約20分「山崎団地センター」下車。バス停より徒歩5分。

▼本件に関する問い合わせ先

学校法人桜美林学園 桜美林芸術文化ホール

事業担当:齊藤実雪

住所

: 〒194-0032 東京都町田市本町田2600-4

TEL

: 042-739-0071(平日10:00~16:00)

FAX

: 042-739-0077

E-mail

geibunhall@obirin.ac.jp

外観(夕景)-4.jpg 桜美林芸術文化ホール

音楽スタジオ-2.jpg プロビデンスホール(音楽ホール)

演劇スタジオ-10.jpg ストーンズホール(演劇ホール)

交流プラザ-6.jpg 交流プラザ

WS(大はしあたけの夕立).jpg 歌川広重「名所江戸百景」より「大はしあたけの夕立」

Wycwkptw.jpeg 「瀕死の白鳥」©Naoshi HATORI 提供:愛知県芸術劇場