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神奈川工科大学研究推進機構スマートハウス研究センター センター長の一色正男特命教授が6月14日に行われた第5回家電産業交流会「家電製品協会創立50周年記念式典」にて、家電製品協会より、資格審査事業(スマートマスター資格)功労賞を受賞した。
2024年6月14日に東京・永田町で行われた第5回家電産業交流会「家電製品協会創立50周年記念式典」において、神奈川工科大学研究推進機構スマートハウス研究センター(神奈川県厚木市、以下スマートハウス研究センター)の一色正男特命教授が、審査事業(スマートマスター資格*1)功労賞を受賞しました。
全国の家電メーカーでつくる家電製品協会は、1974年9月に発足。人々の暮らしを快適にするとともに、家電製品を通して環境問題や安全対策に取り組んできました。そのなかでも地球温暖化や省エネと家電との関係で、注目されているのがスマートハウスです。スマートハウスとは、HEMS *2というシステムを用いて家庭の設備や家電をコントロールし、消費エネルギーを最適化する住宅のことです。政府が掲げるカーボンニュートラル実現にはこのHEMSを活用したZEH*3 (エネルギー収支をゼロ以下にする家)の普及が不可欠です。なお、2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画では「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」と記されています。
一色特命教授は2016年のスマートハウスのスペシャリストとなるスマートマスター資格制度開始時から研修用のテキスト監修や、試験問題専門委員長を務め、重要な役割を担ってきました。スマートマスター資格の礎の構築段階から支援を行い、制度の定着発展に貢献したその功績が評価され、今回の賞が家電製品協会より一色特命教授に贈られました。
今回の受賞について一色特命教授は「功労賞をいただき大変光栄に存じております。関係者の皆様の代表として授与させていただきました。多くの人々の努力により実現したスマートマスター資格制度です。本資格が広がり、スマートハウスがますます普及することを祈念しております。」と話しています。
【一色正男特命教授】
神奈川工科大学研究推進機構スマートハウス研究センター センター長。神奈川工科大学先進技術研究所 所長。スマートハウスやIoT*4の通信規格である「ECHONET Lite」を活用し、ビジネスの最前線で活躍している企業と連携して研究を行っている。神奈川工科大学スマートハウス研究センターでは、経済産業省の支援を受けて、一般社団法人エコーネットコンソーシアムと連携し、スマートハウスの家電機器を制御する日本発の通信規格であるECHONET Liteの国際標準化活動を行ってきた。
【用語説明】
*1 「スマートマスター資格制度」とは、「スマートハウスのスペシャリスト」として、快適な家づくり、「エネルギーに関すること」に精通して、省エネに役立つ家づくり、「先進技術や機器による新しい暮らしやサービス」を活用した機能的な家づくりをサポートするための資格。全国の家電量販店の販売員などが受験し、合格率は36.9%。2016年から2023年までの7年間での合格者数は1万人近くにのぼる。合格者はスマートマスターとして案内ができるようになる。
*2 「HEMS(ヘムス)」とは、「ホーム・ エネルギー・マネジメント・システム」の略。家庭内で使用している電気機器の使用量や稼働状況をモニター画面などで「見える化」し、電気の使用状況を把握することで、消費者が自らエネルギーを管理するシステム。ECHONET Liteが標準通信規格として採用されている。
*3 「ZEH(ゼッチ)」とは、「net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略語で、エネルギー収支をゼロ以下にする家。家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをHEMSで管理・制御し、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家。政府のZEH導入補助事業にはECHONET Lite通信を行えるHEMSの実装が条件の一つになっている。
*4 「IoT」は「インターネット・オブ・シングス」の略。インターネットにいろいろなものがつながる世界と、それにまつわる仕組み・技術などの総称。
【関連リンク】
■一般社団法人 家電製品協会
家電製品協会 創立50周年特設サイト ( https://aeha.or.jp/aeha50th/ )
■スマートマスター資格制度ホームぺージ
スマートマスター | 家電製品協会認定センター ( https://www.aeha.or.jp/nintei-center/smartmaster/ )
▼本件に関する問い合わせ先
神奈川工科大学 研究推進機構
研究広報部門
住所:〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
TEL:046-291-3218
E-mail:ken-koho@mlst.kanagawa-it.ac.jp
全国の家電メーカーでつくる家電製品協会は、1974年9月に発足。人々の暮らしを快適にするとともに、家電製品を通して環境問題や安全対策に取り組んできました。そのなかでも地球温暖化や省エネと家電との関係で、注目されているのがスマートハウスです。スマートハウスとは、HEMS *2というシステムを用いて家庭の設備や家電をコントロールし、消費エネルギーを最適化する住宅のことです。政府が掲げるカーボンニュートラル実現にはこのHEMSを活用したZEH*3 (エネルギー収支をゼロ以下にする家)の普及が不可欠です。なお、2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画では「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」と記されています。
一色特命教授は2016年のスマートハウスのスペシャリストとなるスマートマスター資格制度開始時から研修用のテキスト監修や、試験問題専門委員長を務め、重要な役割を担ってきました。スマートマスター資格の礎の構築段階から支援を行い、制度の定着発展に貢献したその功績が評価され、今回の賞が家電製品協会より一色特命教授に贈られました。
今回の受賞について一色特命教授は「功労賞をいただき大変光栄に存じております。関係者の皆様の代表として授与させていただきました。多くの人々の努力により実現したスマートマスター資格制度です。本資格が広がり、スマートハウスがますます普及することを祈念しております。」と話しています。
【一色正男特命教授】
神奈川工科大学研究推進機構スマートハウス研究センター センター長。神奈川工科大学先進技術研究所 所長。スマートハウスやIoT*4の通信規格である「ECHONET Lite」を活用し、ビジネスの最前線で活躍している企業と連携して研究を行っている。神奈川工科大学スマートハウス研究センターでは、経済産業省の支援を受けて、一般社団法人エコーネットコンソーシアムと連携し、スマートハウスの家電機器を制御する日本発の通信規格であるECHONET Liteの国際標準化活動を行ってきた。
【用語説明】
*1 「スマートマスター資格制度」とは、「スマートハウスのスペシャリスト」として、快適な家づくり、「エネルギーに関すること」に精通して、省エネに役立つ家づくり、「先進技術や機器による新しい暮らしやサービス」を活用した機能的な家づくりをサポートするための資格。全国の家電量販店の販売員などが受験し、合格率は36.9%。2016年から2023年までの7年間での合格者数は1万人近くにのぼる。合格者はスマートマスターとして案内ができるようになる。
*2 「HEMS(ヘムス)」とは、「ホーム・ エネルギー・マネジメント・システム」の略。家庭内で使用している電気機器の使用量や稼働状況をモニター画面などで「見える化」し、電気の使用状況を把握することで、消費者が自らエネルギーを管理するシステム。ECHONET Liteが標準通信規格として採用されている。
*3 「ZEH(ゼッチ)」とは、「net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略語で、エネルギー収支をゼロ以下にする家。家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをHEMSで管理・制御し、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家。政府のZEH導入補助事業にはECHONET Lite通信を行えるHEMSの実装が条件の一つになっている。
*4 「IoT」は「インターネット・オブ・シングス」の略。インターネットにいろいろなものがつながる世界と、それにまつわる仕組み・技術などの総称。
【関連リンク】
■一般社団法人 家電製品協会
家電製品協会 創立50周年特設サイト ( https://aeha.or.jp/aeha50th/ )
■スマートマスター資格制度ホームぺージ
スマートマスター | 家電製品協会認定センター ( https://www.aeha.or.jp/nintei-center/smartmaster/ )
▼本件に関する問い合わせ先
神奈川工科大学 研究推進機構
研究広報部門
住所:〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
TEL:046-291-3218
E-mail:ken-koho@mlst.kanagawa-it.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 神奈川工科大学 |
URL https://www.kait.jp/ |
住所 〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030 |
学長(学校長) 小宮一三 |