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大阪工業大学(学長:井上晋)は本学の時代に先駆ける研究をホームページの「研究室VOICE!」内で紹介する連載「研究力」の3回目を本日配信しました。今回は環境工学科 河村耕史准教授が登場し、バイオ燃料の原料となる微細藻類に遺伝子解析からどのようにアプローチしているかを紹介します。
1. 教 員:河村耕史准教授(かわむら・こうじ)
2. 所 属:工学部環境工学科
3. テ ー マ:石油を作る微細藻類に遺伝子解析からアプローチ
4. U R L:https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/3_V-kawamura.html
2. 所 属:工学部環境工学科
3. テ ー マ:石油を作る微細藻類に遺伝子解析からアプローチ
4. U R L:https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/3_V-kawamura.html
【研究の概要】
河村准教授は「石油を作る微細藻類」と呼ばれている緑色の単細胞藻類「ボツリオコッカス(ボツリオ)」の研究をしています。気候変動対策として脱炭素を迫られている航空業界でSAF(持続可能な航空燃料)が使用されるなど、化石燃料に依存しない液体燃料の需要は高まっています。ボツリオは培養条件によっては全体重の50%以上の油を生産するという高い生産性がありますが、増殖速度は速くありません。燃料の実用化には大量培養が必要となることから、湖沼からボツリオの野生株を採取し、増殖速度や油の生産速度を比べて優秀な株を探しています。2021年には、増殖速度が世界最速の株を発見して論文を発表しました。現在は特色ある株のゲノム解読、突然変異株作成、遺伝子解析から、ボツリオがどのような仕組みで油を合成し分泌しているかの解明を進めています。
河村准教授は「石油を作る微細藻類」と呼ばれている緑色の単細胞藻類「ボツリオコッカス(ボツリオ)」の研究をしています。気候変動対策として脱炭素を迫られている航空業界でSAF(持続可能な航空燃料)が使用されるなど、化石燃料に依存しない液体燃料の需要は高まっています。ボツリオは培養条件によっては全体重の50%以上の油を生産するという高い生産性がありますが、増殖速度は速くありません。燃料の実用化には大量培養が必要となることから、湖沼からボツリオの野生株を採取し、増殖速度や油の生産速度を比べて優秀な株を探しています。2021年には、増殖速度が世界最速の株を発見して論文を発表しました。現在は特色ある株のゲノム解読、突然変異株作成、遺伝子解析から、ボツリオがどのような仕組みで油を合成し分泌しているかの解明を進めています。
【WEB連載「研究力」】
●会話形式の平易な文体に図や動画を多用し、先端の研究を分かりやすく説明
●本学の200研究室から毎月1教員を紹介
●会話形式の平易な文体に図や動画を多用し、先端の研究を分かりやすく説明
●本学の200研究室から毎月1教員を紹介
▼本件に関する問い合わせ先 |
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常翔学園 広報室 | |
石村、木下 | |
住所 | : 大阪市旭区大宮5丁目16番1号 |
TEL | : 06-6954-4026 |
大学・学校情報 |
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大学・学校名 大阪工業大学 |
URL https://www.oit.ac.jp/ |
住所 【大宮キャンパス】〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 【梅田キャンパス】〒530-8568 大阪市北区茶屋町1-45 【枚方キャンパス】〒573-0196 大阪府枚方市北山1丁目79-1 |
大阪工業大学は、工学部、ロボティクス&デザイン工学部、情報科学部、知的財産学部を設置しています。「現場で活躍できる専門職業人の育成」という建学の精神のもと、「教育力」と「研究力」により、社会の進化・要請に応じた人材を育成しています。 |
学長(学校長) 井上 晋 |