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札幌学院大学(江別市、学長:河西 邦人)は2024年10月7日、文化庁の「高等教育機関における日本遺産サポーター登録制度」により、北海道内では初めて「日本遺産サポーター大学」に登録されました。
2020年6月19日、根室市・標津町・別海町・羅臼町の1市3町は、日本遺産「『鮭の聖地』の物語~根室海峡1万年の道程~」に認定されました。日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
⇒ https://www.heritage-of-salmon.com/ (「鮭の聖地の物語」の公式サイト)
札幌学院大学は2018年度から継続して、教員と学生が「鮭の聖地」のフィールドを訪れて調査研究に取り組んでいます。当初から取り組んでいる「産業調査演習」(経済経営学部経済学科)をはじめ、2024年度には人文学部英語英米文学科の専門ゼミナールも調査研究に入りました。同じく経済学科の地域研究プロジェクトでは、2022年度から3年間にわたり「鮭の聖地」の物語が現代に暮らす人びとの仕事と生活にどのように影響を及ぼしているのかというテーマで、ゼミ調査合宿を実施しています。
今回の「日本遺産サポーター大学」としての登録は、これら継続的かつ全学的な取組が評価され、鮭の聖地メナシネットワークの推薦により実現したものです。札幌学院大学では引き続き、日本遺産に係る教育研究活動の取組をさらに深化させるとともに、取組の状況を対外的に発信するよう努めてまいります。
【参考1】高等教育機関における日本遺産サポーター登録制度
各日本遺産認定地域の協議会と連携し、日本遺産に関する精力的・意欲的な活動を行う高等教育機関を文化庁において登録し、これを一覧的に把握・公表することで、地域における日本遺産の活用方法に広がりを与え、さらにシビック・プライド(地域に対する住民の誇りや愛着、地域貢献への意識)の醸成にも資することを目的とした制度です。
各日本遺産認定地域の協議会と連携し、日本遺産に関する精力的・意欲的な活動を行う高等教育機関を文化庁において登録し、これを一覧的に把握・公表することで、地域における日本遺産の活用方法に広がりを与え、さらにシビック・プライド(地域に対する住民の誇りや愛着、地域貢献への意識)の醸成にも資することを目的とした制度です。
⇒ https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/94049101.html
【参考2】「鮭の聖地」の物語 ~根室海峡一万年の道程~
「北海道最東の海、根室海峡。この地では遥か一万年の昔から、絶えず人々の暮らしが続いてきました。その支えとなったのは、大地と海とを往来し、あらゆる生命の糧となった鮭です。毎年秋に繰り返される鮭の遡上という自然の摂理の下、当地では人と自然、文化と文化の共生と衝突が起こり、数々の物語と共に、海路、陸路、鉄路、道路という、根室海峡に続く『道』が生まれます。一万年に及ぶ時の流れの中で、鮭に笑い、鮭に泣いた根室海峡沿岸。ここはいまも、人と自然、あらゆるものが鮭とつながる『鮭の聖地』です。」(日本遺産ポータルサイトから)
⇒ https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story084/
「北海道最東の海、根室海峡。この地では遥か一万年の昔から、絶えず人々の暮らしが続いてきました。その支えとなったのは、大地と海とを往来し、あらゆる生命の糧となった鮭です。毎年秋に繰り返される鮭の遡上という自然の摂理の下、当地では人と自然、文化と文化の共生と衝突が起こり、数々の物語と共に、海路、陸路、鉄路、道路という、根室海峡に続く『道』が生まれます。一万年に及ぶ時の流れの中で、鮭に笑い、鮭に泣いた根室海峡沿岸。ここはいまも、人と自然、あらゆるものが鮭とつながる『鮭の聖地』です。」(日本遺産ポータルサイトから)
⇒ https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story084/
【参考3】地域研究プロジェクトの一環としてのゼミ調査合宿の模様(2024年9月)
⇒ https://www.sgu.ac.jp/faculty/fac-eco_bus/dep-eco/topics/b4ef6l0000001qew.html
▼本件に関する問い合わせ先 |
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教育支援課 | |
経済経営学部係第1係長:松本 | |
住所 | : 〒004-8666 札幌市厚別区厚別中央1条5丁目1-1 (新札幌キャンパス) |
TEL | : 011-386-8111 |
大学・学校情報 |
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大学・学校名 札幌学院大学 |
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URL https://www.sgu.ac.jp/ |
住所 北海道江別市文京台11番地 |
札幌学院大学は、第二次世界大戦の終戦の翌年、1946年に札幌文科専門学院としてその胎動をはじめました。本学の礎である札幌文科専門学院時代に確立された建学の精神は、「学の自由」「独創的研鑚」「個性の尊重」です。それは、戦後の混乱と生活苦の中にあっても存在した、若者の飢餓にも似た学ぶ意欲に応えることを通じて、戦後の社会復興を担う新指導者の育成を目指そうとした学園創設者たちの志でもありました。こうして本学は北海道に最初の私学文系の高等教育機関を作るべく、自らの道を歩み出しました。その後、1950年に札幌文科専門学院を札幌短期大学として新しく発足させ、1968年には札幌商科大学を設立しました。1984年には札幌商科大学を札幌学院大学に改称し現在に至っています。 札幌学院大学は、「自律」「人権」「共生」「協働」の理念のもと、「豊かな人間性を涵養し、深く専門的学術を教授、研究することによって広く人類社会の福祉に献身し、特に北海道の産業の発展及び北海道の社会文化並びに道民の福祉の向上に貢献し得る人材を育成すること(札幌学院大学学則第1条第1項)」を目的としています。 |
学長(学校長) 河西 邦人 |