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【産学連携の取り組み】日本シーム株式会社×聖学院大学サステイナビリティセンター「ペットボトルキャップ・アップサイクルプロジェクト」を始動

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「マシンテクノロジーで地球を豊かにする」をミッションとして掲げ、次世代装置の開発を継続して行うことで循環型社会の実現を目指す、日本シーム株式会社(埼玉県川口市/代表CEO:木口達也)と、地域と世界をつなぐ「地域のプラットフォーム」として、聖学院大学の学生・教職員および学外の諸団体、企業、自治体等の連携・協働を促進し、持続可能な社会と世界の形成に向けてグローカルな役割を果たす聖学院大学サステイナビリティセンター(埼玉県上尾市/学長:小池茂子)が、「ペットボトルキャップ・アップサイクルプロジェクト」を始動。ペットキャップBOXの贈呈式が行われ、学内でのキャップ回収を開始しました。

◆産学連携のペットボトルキャップ・アップサイクルプロジェクト始動
日本シーム株式会社と聖学院大学が連携し、ペットボトルキャップを回収し新たな資材へ生まれ変わらせるアップサイクルプロジェクトを始動しました。この取り組みは、新たなモノに生まれ変わらせるプロセスにかかわることを通して、身近なところでSDGsに貢献することを目的としています。

本プロジェクトは、聖学院大学OBで日本シーム株式会社代表CEOの木口達也氏による「サーキュラーエコノミー講演会」を契機に連携が実現。学内で集められたキャップは日本シーム株式会社の技術により再資源化されます。さらに、その資材を使って学生が参加するワークショップの開催や、日本シーム株式会社へ工場見学に行きアップサイクル製品づくりを体験できる機会も検討されています。

贈呈されたペットキャップBOXは、学生ホールや食堂、教室棟玄関などの学内5か所に設置し、学内でのキャップ回収を開始しました。
◆日本シーム株式会社
日本シーム株式会社は、廃プラスチックを再生する中間工程(粉砕・洗浄・選別・脱水乾燥・造粒)の装置を自社で開発、設計、製造、販売する企業です。1977年に埼玉県川口市で創業以来、容器包装リサイクル業界において全国納入シェア40%以上を誇る、業界をリードする企業です。機器単体の販売にとどまらず、プラント設備全体のプロデュースまで手がけており、リサイクル業界に革新をもたらしています。
昨今、プラスチック廃棄物の増加は世界的な環境問題となっています。未来の世代を担う子どもたちを中心に、多くの人々に環境について考えるきっかけを提供したいと考え、2024年1月からアップサイクル体験会などの新たな取り組みを開始しました。

◆聖学院大学サステイナビリティセンター
聖学院大学では、2019年より教育、研究、地域貢献等、さまざまな側面から「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けたプロジェクトを展開してまいりました。こうしたプロジェクトをさらに活性化し、2030年以降もサステイナビリティの実現および「持続可能な世界」の形成に貢献していくため、聖学院大学は、2022年4月に聖学院大学サステイナビリティ推進センター(Seigakuin Sustainability Center: SSC)を開設いたしました。2024年4月よりサステイナビリティセンターに名称を変更。
SSCは、地域と世界をつなぐ「地域のプラットフォーム」として、本学学生・教職員および学外の諸団体、企業、自治体等の連携・協働を促進し、持続可能な社会と世界の形成に向けてグローカルな役割を果たしていきます。

▼本件に関する問い合わせ先

入試・広報課

松崎、神吉(かんき)、平田

住所

: 埼玉県上尾市戸崎1-1

TEL

: 048-780-1707

FAX

: 048-725-6891

E-mail

pr@seigakuin-univ.ac.jp

IMG_0159edit.jpg ペットキャップBOX贈呈式にて。日本シーム株式会社SDGs事業部マネージャーの鈴木健太氏から、本学サステイナビリティセンター所長・鈴木 詩衣菜准教授へ

IMG_0173.jpg 日本シーム株式会社の技術でペットボトルキャップからアップサイクルされた製品。本学学生とのコラボでどのような製品が生まれるか期待されます

IMG_0164.jpg 日本シーム株式会社の技術でペットボトルキャップからアップサイクルされた製品、資材