香川大学

東京藝術大学×香川大学 瀬戸内海分校 まちづくりプロジェクト ぐんだらけ 瀬戸内国際芸術祭2025(夏会期)引田エリアにて3作品を出展します

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 香川大学が東京藝術大学と取り組む「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」では、東かがわ市引田のまちづくりプロジェクト「ぐんだらけ」を実施しています。人々が“ぐんだら”(=引田の方言でダラダラおしゃべりすること)できる場をつくり、日常や文化に浸透し、人やまちのポジティブな変化につながる活動を展開しています。また、今年6月、登録有形文化財「松村家住宅」をプロジェクトの活動拠点「ぐんだら家(け)」としてリニューアルしました。
 「ぐんだらけ」では、瀬戸内国際芸術祭2025の夏会期(8/1~31)の間、引田エリアにて東京藝術大学出身のアーティスト3名による3作品を出展します。いずれも、アーティストが引田への訪問を重ね、まちに暮らす人々との“ぐんだら”をきっかけに生まれた作品です。
 また、夏会期中、「ぐんだら家」や、芸術祭の会場のひとつである「笠屋邸」において、ぐんだらけ企画のイベントを開催します。
 作品そのものをご覧いただくのと同時に、各種イベントを通して引田の記憶、人々の思い、まちの課題、そして未来への展望などにも想いを馳せていただければ幸いです。

【瀬戸内国際芸術祭2025 出展作品】
作品名:積層される情報
作 家:沼田侑香(ぬまたゆか)
作品情報(瀬戸内国際芸術祭2025サイト)
https://setouchi-artfest.jp/artworks/detail/0e09c43d-a04d-46ad-9668-72dcbb4b7734

作品名:奉納和船の出航 - 「あまりものたち」の物神を、海に奉納する。
作 家:桒原寿行(くわばらとしゆき)
作品情報(瀬戸内国際芸術祭2025サイト)
https://setouchi-artfest.jp/artworks/detail/3b617f0e-3d68-4f10-8f33-b00af008a0c2

作品名:引田市井分解図
作 家:新居俊浩(にいとしひろ)
作品情報(瀬戸内国際芸術祭2025サイト)
https://setouchi-artfest.jp/artworks/detail/eb49630c-bef8-4ff3-8fb9-df7abfd159d4

参考:瀬戸内国際芸術祭2025ホームページ「引田エリア」
https://setouchi-artfest.jp/place/hiketa/

【ぐんだらけイベント情報】
atぐんだら家(松村家住宅) (香川県東かがわ市引田2243)
● ぐんだらミーツ Vol.02
日  時:8月2日(土)14:00~15:00
参加方法:申込不要・参加費無料
概  要:瀬戸内国際芸術祭に参加する、沼田侑香、桒原寿行、新居俊浩の3人の作家によるアーティストトークを行います。

● 沼田侑香|ワークショップ
日  時:8月3日(日)14:00~16:00
参加方法:申込不要・参加費無料
概  要:ペットボトルの蓋を使って制作を行うアーティスト沼田侑香によるワークショップです。

● まちの代表 おせったい
日  時:8月9日(土)・10日(日)・11日(月)、16日(土)・17日(日)、23日(土)
  ・24日(日)、30日(土)・31日(日) 各日10:00~17:00 ※変更の可能性あり
参加方法:申込不要・参加費無料
概  要:地元住民と学生が対話を重ね、引田の魅力を伝える「おせったい」を企画。会期中は毎週異なる住民と学生が、それぞれのアイデアで来場者をお迎えします。

● SETOGIWA RADIO 収録
日  時:8月中土日祝を中心に不定期開催 各日10:00~17:00 ※変更の可能性あり
参加方法:申込不要・参加費無料
概  要:地元住民と観光客が気軽におしゃべりしながら収録する即興ラジオ。まちの魅力や課題について語られた声が、地域の記憶としてアーカイブされていきます。どなたでも参加可能なアートプロジェクトです。

at笠屋邸(香川県東かがわ市引田2164)
芸術祭の作品として、酒蔵から「社交場(ソーシャルスペース)」となった笠屋邸。
「ぐんだらけ」の活動を紹介するトークや1日展示、ワークショップを行います。

● トークイベント・特別展示
科学者・中國正寿×美術家・間瀬朋成
「SIOMEが変わる時」境界にあらわれるモノの意味と、消滅可能性自治体のこれから
日  時:8月16日(土)
  [特別展示]10:00~21:00 [トークイベント]11:15~12:00(11:00 開場)
参加方法:申込不要・参加費無料(※)
概  要:瀬戸内海に浮かぶ「潮目」。異なる水塊がぶつかり合うその境界には、プランクトン、魚、海藻、プラスチック、そしてコロナ禍のマスクなど、さまざまなモノが集まります。科学者にとっては「サンプル」、アーティストにとっては「オブジェ」。この潮目に、制度によって「消えゆく町」とされた引田の姿を重ね合わせ、アートと科学の視点から、モノの意味が変わる瞬間。その転換点について語り合います。

● 沼田侑香|ワークショップ
日  時:8月24日(日) 第1回:13:00~14:30 第2回:16:00~17:30
参加方法:要申込・参加費無料(※)
     お申し込みフォーム https://forms.gle/6dUe3w8GXz8tJb5r9
概  要:ペットボトルの蓋を使った制作ワークショップ。カラフルで均質な蓋を「素材」として扱うことで、消費社会や廃棄物の価値を問い直します。創造力を育みながら、リサイクルや環境問題について考えるきっかけを提供します。

※いずれもイベント参加費は無料ですが、笠屋邸への入場には、別途、作品鑑賞料が必要です。


★「ぐんだらけ」の活動状況について、インスタグラムに日々更新しています。
是非ともご覧ください。
Instagram ぐんだらけ | 藝大・香大 (@gundara_ke_hiketa)
https://www.instagram.com/gundara_ke_hiketa/

▼本件に関する問い合わせ先

香川大学 地域創生推進部 イノベーションデザイン研究推進課

住所

: 〒760-8521 高松市幸町1-1

TEL

: 087-832-1507

FAX

: 087-832-1507

E-mail

info-kidi@kagawa-u.ac.jp

2025press70_thumbnail.png 「東京藝術大学×香川大学連携事業」発行フリーマガジン 00号 表紙

2025press70_1.jpg 積層される情報(作家:沼田侑香)

2025press70_2.jpg 奉納和船の出航 - 「あまりものたち」の物神を、海に奉納する。(作家:桒原寿行)

2025press70_3.jpg 引田市井分解図(作家:新居俊浩)