聖心女子大学

聖心女子大学の学生が小学生を対象とした防災イベントを実施 ― マイ防災ボトル作成ワークショップを通して地震の『もしも』を学ぶ

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聖心女子大学(東京都渋谷区、学長:安達まみ)の学生らが、小学生を対象とした防災イベント「地震の『もしも』を学ぶ!作って備えるマイ防災ボトル」を実施。これは、全学特別プログラム「グローバルリーダーシップ・プログラム(Program in Global Leadership Development)」履修学生の有志4名が「むやみに災害を恐れるのではなく、自らの命を守るための具体的な知識と行動力を身につけること」を子どもたちに伝えるという目的のもと企画したもの。当日は、防災についてのゲームを通して命を守る知識を育んだほか、災害時に自分を守るマイ防災ボトルを作成するワークショップを行った。なお参加費の一部は、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会へ寄付された。

 同大グローバルリーダーシップ・プログラム履修学生の有志4名はこのたび、リーダーシップとチームビルディングに関する学びを実践的に深め、社会貢献することを目的として、防災ワークショップ「地震の『もしも』を学ぶ!作って備えるマイ防災ボトル」を実施。「災害はいつ起こるかわからない」という意識を育みながら、小学生が楽しく防災を学べるように、学生らが一からイベントの企画を行った。

 学生らは4月から準備を始め、毎週 2~3回のミーティングの中で議論を重ねながらイベント内容を考案。自らNPO法人プラス・アーツに協力を依頼し、専門家との意見交換や、実際の防災イベントへの参加を通じて防災への理解を深めた。「むやみに災害を恐れるのではなく、自らの命を守るための具体的な知識と行動力を身につけること」を子どもたちに伝えるという目的のもと、リハーサルを徹底し本番に臨んだ。

 当日は、4名の小学生が参加。防災カードゲームをはじめとした防災についてのゲームを通して命を守る知識を育んだほか、災害時に自分を守るマイ防災ボトルを作成したり、実際に防災用の菓子を試食するなど、楽しみながら防災について学んだ。

 今後は、地域の小学校での出張授業など、地域や社会とのつながりを大切にしたイベント開催を継続していく予定。

●参加者の保護者からの感想
「子ども目線のイベントで良かった」
「子どもに寄り添ってくださったので楽しめていた」

●学生のコメント
「全員が『届けたい想い』を共有できたからこそ、チームとしての一体感が生まれ、本番でも質の高いプログラムを実施できたのではないかと感じています」
「チームワークがうまくいき、子どもたちが楽しそうにイベントに参加してくれました」
「意見が通りやすく良いチームワークでイベントを作ることができたと思います」
「お互い貢献し合うことができるチームづくりができてよかった」

【グローバルリーダーシップ・プログラム】
 実践的な学びにより、リーダーシップに関する理論的知識、スキルとそれらの応用能力を総合的に高め、社会貢献できるアクティブなリーダーシップ能力の涵養を目指す全学対象の特別プログラム。グローバル化の時代に世界が直面する、難民問題や気候変動をはじめとした地球規模の課題に対応できるリーダーシップの資質や能力、スキルの習得を目指す。プログラムは基本的に英語で実施され、複数の学科の授業科目、全学共通科目、インターシップやプロジェクト型授業などにより、学際的に展開される。
 https://www.u-sacred-heart.ac.jp/academics/faculty/special-program/

▼本件に関する問い合わせ先

聖心女子大学
企画部 企画課

小島・矢口

住所

: 〒150-8038 東京都渋谷区広尾4-3-1

TEL

: 03-3407-5249

FAX

: 03-3407-5929

E-mail

kikakubu@u-sacred-heart.ac.jp

クイズで防災について学ぶ.jpg クイズで分かりやすく防災について学ぶ様子

災害時に持ち出す.jpg 災害時に持ち出すMYボトル作成