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2025年11月2日、東京薬科大学(東京都八王子市)で中高生による研究ポスター発表会「TAMAサイエンスフェスティバル in TOYAKU 2025」が開催された。全国から67演題が集まり、約230名が来場する盛況となった。科学研究に取り組む中高生に発表の場を提供し、次世代の科学人材を育成することを目的とした催しで、生命科学、化学、環境科学など幅広い分野の研究成果が披露された。
発表会では、中高生が自身の研究内容を説明し、大学教員や大学院生と直接議論する形式が採用された。
質問や助言を受けながら議論が展開され、参加者の科学的思考を深める機会となった。
優れた発表に対しては、2016年ノーベル生理学・医学賞受賞の大隅良典・東京科学大学栄誉教授の名を冠した最優秀賞「大隅賞」をはじめ、
優れた発表に対しては、2016年ノーベル生理学・医学賞受賞の大隅良典・東京科学大学栄誉教授の名を冠した最優秀賞「大隅賞」をはじめ、
優秀賞、会場賞、研究奨励賞が授与された。また、協賛企業のアサヒ飲料株式会社による「アサヒ飲料賞」も設けられた。
本年度は、同大学が推進する博士人材育成プログラム「BUTTOBE-NEXT」(JST次世代研究者挑戦的研究プログラム)との連携も強化され、参加大学院生が中高生へ研究の助言や質疑対応を行った。
本年度は、同大学が推進する博士人材育成プログラム「BUTTOBE-NEXT」(JST次世代研究者挑戦的研究プログラム)との連携も強化され、参加大学院生が中高生へ研究の助言や質疑対応を行った。
大学院生との交流は、将来の研究者像を描くきっかけとして期待されている。
大隅栄誉教授からは、若い世代に向けて次のメッセージが寄せられた。
「科学はすごい勢いで発展を続けています。一方で現代社会は沢山の解決すべき課題を抱えています。
大隅栄誉教授からは、若い世代に向けて次のメッセージが寄せられた。
「科学はすごい勢いで発展を続けています。一方で現代社会は沢山の解決すべき課題を抱えています。
それらには正解は用意されていません。焦らずに未知の課題を見つめ、挑戦することこそ、君達の使命であり未来を切り拓く道でしょう。」
東京薬科大学は、今後も科学の魅力を体験できる学びの場を提供し、未来の研究者育成に取り組む方針。そのほかの受賞演題やなどの詳細は、公式サイトで公開している。
【受賞演題一覧】
大隅賞(最優秀賞)
「アラゲコベニチャワンタケ属の種同定の問題点」 東京都立井草高等学校 岩﨑 巧芽 さん
優秀賞(2件)
「ノゲシを使ったカイコの人工飼料の作成」 山脇学園中学校・高等学校 新明 爽
「どっちに動く?~ゴキブリみたいで嫌われがちなエンマコオロギの行動について~」 神奈川県立相模原弥栄高等学校 酒井 道崇 さん
アサヒ飲料賞(優秀プレゼン賞)
「スカスカ葉身 網(もう)レース ~植物学200年の謎:レースソウの葉の穴は何のために~」
白梅学園高等学校 廣木 良子 さん、宮下 結莉 さん、加藤 瑠華 さん、仙波 紡希 さん
青木 麻桜 さん、加園 舞羽 さん、青野 百花 さん、坪井 妃波 さん、髙橋 百合弥 さん
青木 麻桜 さん、加園 舞羽 さん、青野 百花 さん、坪井 妃波 さん、髙橋 百合弥 さん
【関連リンク】
・TAMAサイエンスフェスティバル公式サイト
https://www.toyaku.ac.jp/lifescience/tamasciencefes/2025/
・博士人材育成プログラム「BUTTOBE-NEXT」(JST次世代研究者挑戦的研究プログラム)
https://www.toyaku.ac.jp/research/buttobe/
・TAMAサイエンスフェスティバル公式サイト
https://www.toyaku.ac.jp/lifescience/tamasciencefes/2025/
・博士人材育成プログラム「BUTTOBE-NEXT」(JST次世代研究者挑戦的研究プログラム)
https://www.toyaku.ac.jp/research/buttobe/
▼本件に関する問い合わせ先 |
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入試・広報センター | |
住所 | : 東京都八王子市堀之内1432-1 |
TEL | : 042-676-4921 |
FAX | : 042-676-8961 |
大学・学校情報 |
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| 大学・学校名 東京薬科大学 |
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| URL https://www.toyaku.ac.jp/ |
| 住所 東京都八王子市堀之内1432-1 |
| 学長(学校長) 三巻 祥浩 |
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