敬愛大学・敬愛短期大学

敬愛大学が千葉県教育委員会と連携協定を締結 ― 教員養成と現職教員への研修で連携枠組みを整備

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敬愛大学(千葉市稲毛区、学長:中山幸夫)はこのたび、千葉県教育委員会と「千葉県教育委員会と敬愛大学との連携協力に関する協定」および「千葉県教育委員会と敬愛大学との私大協働に関する協定」を締結することとなった。これは、質の高い教員の養成と現職教員の資質能力の向上、千葉県の教育課題に対応した履修プログラムの構築を目的としたもの。今後は協定に従い、教員の養成・研修、教育に関する共同研究や千葉県の教育課題に応じた履修プログラム等を軸とした協働の枠組みを整備していく。協定締結式は12月8日(月)に千葉県庁において実施される。

 「千葉県教育委員会と敬愛大学との連携協力に関する協定」は、敬愛大学において質の高い教員の養成および現職教員の資質能力の向上を図ることを目的に、教育の課題に関して千葉県教育委員会と学校法人千葉敬愛学園が相互の機能を活用し、実践的な連携協力を進めることを定めている。この協定は、相互の教育の発展と充実に寄与することを目的として位置づけられており、教員養成と現職教員の研修、教育研究の両面から協働を進める枠組みとなる。
 あわせて、千葉県内の複数の私立大学と千葉県教育委員会の間で締結される「私大協働に関する協定」および覚書では、両者が協働連携関係を形成し、質の高い教員の養成および確保を目的として、千葉県の教育課題に対応した履修プログラムおよびより質の高い教員の養成体制を構築する。

 今後は連絡調整の窓口を設置し、連携協議会を開催することにより、連携事業を円滑かつ効果的に進める。教員の資質向上と教員養成の充実を図りつつ、千葉県の教育課題に対応できる履修プログラムの構築を進め、双方の教育の発展と充実を目指していく。

 締結に伴い、12月8日(月)には千葉県庁で協定締結式を開催。千葉県教育委員会の杉野可愛教育長や千葉敬愛学園の三幣利夫理事長、敬愛大学の中山幸夫学長らが出席し、人事交流および具体的な連携事業に関する協定書を取り交わす。

◆協定締結式 概要
【日 時】 12月8日(月) 13:15~
【場 所】 企画管理部会議室(千葉県庁中庁舎9階)
【参加者】
<千葉県教育委員会>
 教育長 杉野 可愛
 副参事兼室長 渡 繁伸
 主席管理主事 保田 征
<千葉敬愛学園>
 理事長 三幣 利夫
 常務理事 谷地 明弘
<敬愛大学>
 学長 中山 幸夫
 教育学部長 伊坂 淳一
 経済学部 教授 中村 敏行
 事務局 次長 保倉 行敏
【式次第】
(1)協定書手交(写真撮影)
(2)懇談

■協定の概要と主な連携内容
【千葉県教育委員会が提供すること】
・敬愛大学のカリキュラム内容に合致した実習先の斡旋として、教育体験バスツアー(バス1台)を企画し、実体験を通した千葉県教育の理解を深めること。
・主に大学1・2年生を対象に、教職への動機づけを図る講座等への講師派遣。
・教員採用候補者選考におけるインセンティブの付与。

【敬愛大学が提供すること】
・千葉県の教育課題に応じた履修プログラムの設置と実践。
・千葉県教育委員会が開催する講座への講師派遣及び大学の強みを生かした公開講座の実施。
千葉県教育委員会が開催する研修等における会場の無償貸与

【人事交流について】
 大学の教育課程の推進と教員養成の充実を目的に、退職教員を含む常勤・非常勤の人事交流者を敬愛大学が任用し、人事交流者は教育・研究および運営に従事する。勤務条件は大学の規程を適用し、双方が主催する事業において、要請に応じて職員を派遣する仕組みも設けられる。

【教員採用候補者選考におけるインセンティブの付与について】
 インセンティブ付与の要件として、千葉県の教育課題に対応した履修プログラムの修了者(修了予定者を含む)に対して「千葉県地域枠」での志願を可能とすること、また同課程を優秀な成績で修了し、小学校教諭普通免許状に加え、中学校または高等学校普通免許状を併せて取得見込みの者については、「千葉県地域枠」での特設大学推薦による志願を可能とすることが定められる。

千葉県の教育課題に対応した履修プログラムについて
 「小学校英語教育」「ちばを学ぶ・ちばから学ぶ」「多様なルーツを持つこどもへの対応」「ICT教育推進」「情報・図書館活用教育推進」「日本語教育」の6つのプログラムを実施する。


▼本件に関する問い合わせ先

IR・広報室

住所

: 千葉市稲毛区穴川1-5-21

TEL

: 043-284-2335

FAX

: 043-284-2261