青山学院大学

【青山学院大学】三橋花楓さん(理工学研究科 博士前期課程1年)が、「第44回固体・表面光化学討論会」で「学生優秀講演賞」を受賞し、研究成果論文が、王立化学協会の学術誌"Chemical Communications"に掲載

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三橋花楓さん(理工学研究科 理工学専攻 化学コース 博士前期課程1年・阿部二朗教授研究室所属)が、「第44回固体・表面光化学討論会」(2025年11月28日(金)~29日(土)、日本大学工学部50周年記念館で開催)で「学生優秀講演賞」を受賞。また今回の研究成果が、王立化学協会(Royal Society of Chemistry)の学術誌"Chemical Communications"に掲載された。

【学生優秀講演賞の受賞について】
同賞は、学生による口頭研究発表の中から特に優れたものに贈られるもので、今年度は20件の発表が審査対象となり、そのうち8名が選出された。三橋さんの発表は、研究成果の質に加え、発表スキルや質疑応答における態度が高く評価され、受賞に至った。なお、三橋さんは2025年9月に開催された「光化学討論会」においても「優秀学生発表賞(ポスター)」を受賞しており、異なる分野の学会での成果が認められた形となる。

研究成果論文が王立化学協会学術誌に掲載】
今回の研究成果は、王立化学協会(Royal Society of Chemistry)の学術誌"Chemical Communications"に受理された(Chem. Commun., 2025, 61, 15167)。国際的に評価の高い学術誌への掲載は、研究の独創性と学術的価値が認められた証であり、今後の研究活動においても大きな励みとなるものである。
▼Chem. Commun., 2025, 61, 15167
https://pubs.rsc.org/en/Content/ArticleLanding/2025/CC/D5CC04458H

<受賞者からのコメント>
三橋花楓さん(理工学研究科 理工学専攻 化学コース 博士前期課程1年・阿部二朗教授研究室所属)
このたび「学生優秀講演賞」をいただき、大変嬉しく思います。本研究では、水系環境においても逆フォトクロミズムを示す分子の開発に成功しました。この成果は、日頃より的確なご指導をくださった阿部二朗教授、相澤匠助教、そして研究室の皆さまの支えによって実現したものです。心より感謝申し上げます。本受賞を励みに、今後もより一層研究活動に精進していく所存です。

<指導教員からのコメント>
阿部二朗教授(理工学部 化学・生命科学科)
このたびの受賞は、三橋さんが日々の研究に真摯に取り組み、新しい発想と粘り強さで成果を積み上げてきた結果だと大変誇りに思います。逆フォトクロミズムを示す分子の開発は学術的にも応用的にも意義が大きく、今後の展開に大きな期待を寄せています。今回の受賞を励みに、さらに研究を発展させてくれることを楽しみにしています。


【取材に関する問い合わせ先】
 青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
 TEL: 03-3409-8159
 取材申し込みフォーム: http://www.aoyama.ac.jp/companies/interview.html


三橋写真1.jpg 学会会場での発表風景

三橋写真2.jpg 三橋花楓さん