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敬愛大学の学生が模擬会社で「服を売らないアパレル事業」に挑戦-循環型ビジネスモデルの実践

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敬愛大学(千葉市稲毛区/学長:中山幸夫)の経済学部経営学科・佐竹恒彦ゼミ(2年生・15名)は、「KEIAI起業体験プログラム」で設立した模擬会社「敬愛ファッションリンク株式会社」による循環型アパレル事業を開始した。事業テーマとして掲げたのは、「服を売らないアパレル事業」。学生同士の交流を促しながら衣類の廃棄ロス削減に貢献することを目指し、2025年12月17日(水)には学内イベント「服の交換会」を開催する。また、2026年1月28日(水)には、学生による株主総会を開催し、事業成果を報告する。

敬愛大学経済学部経営学科・佐竹恒彦ゼミ(2年生)が取り組む「KEIAI起業体験プログラム」では、東京証券取引所が提供する実践型教育プログラムに基づき、学生が模擬会社を設立する。事業企画から運営、会計、成果報告までを一貫して学ぶ実践的な機会となる。今年度は、ゼミ生がそれぞれ検討した事業計画案の中から最も独自性と実現性の高いものを選定し、模擬会社「敬愛ファッションリンク株式会社」を設立した。代表者のIさんを中心に、15名の学生が役割を分担しながら事業を推進している。

学生たちが挑戦するのは、従来の「販売」に依存しない新しいアパレルの形として企画した「服を売らないアパレル事業」である。背景には、「学生同士の温かな交流機会をつくりたい」、「衣類の廃棄ロス削減に貢献したい」といった学生の思いがある。大量消費・大量廃棄が問題視される現代のアパレル業界において、学生自身が実践できる循環型ビジネスのモデルを模索する中で、着なくなった服を「交換する」仕組みに着目したもの。こうして誕生したのが、学生が持ち寄った衣類を自由に交換できる交流型イベント「服の交換会」である(※今回の「服を売らないアパレル事業」は、energy closet様のビジネスモデルを参考に企画しています)。

事業の運営費は、学生たちが自ら営業した広告収入によって賄われる。地域企業から協賛を募り、大学内のデジタルサイネージに広告を掲載することで収益を得る仕組みである。営業活動から広告制作、掲載までの手続きに学生が主体となって取り組むことで、実践的なビジネススキルの習得にもつながる。

学生たちは、2025年12月17日(水)の「服の交換会」に向けて準備を進めるとともに、2026年1月28日(水)に予定されている株主総会に向けた事業成果の整理と最終報告の準備にも取り組んでいる。株主総会では、事業報告や会計報告などを総括し、起業体験プログラムの総仕上げを行う。(両日とも、学生が主体となる実践の場です。ぜひ、学びの成果を発信してくださいますよう、取材をお願いいたします。)

【服の交換会】
日時:2025年12月17日(水)12:20~13:00
会場:敬愛大学 2号館1階 学生ラウンジ
対象:敬愛大学・短期大学の学生限定
参加費:無料
持ち込み点数:1人3点(服飾小物含む)
持ち込み条件
(持ち込み可)大人用衣類(性別・サイズ不問)、バッグ、帽子、ネクタイ、スカーフ、ベルトなど
(持ち込み不可)子供服、下着、水着、靴、靴下など

【株主総会について】
「KEIAI起業体験プログラム」の一環として、学生が自らの事業成果を報告する株主総会を下記の通り開催する。
日時:2026年1月28日(水)13:0514:35
会場:敬愛大学1号館4階 ゼミ教室
運営:敬愛ファッションリンク株式会社(学生)
株主総会は、学生が主体となって「経営者としての説明責任」を果たすことを目的としており、起業体験プログラムの総仕上げとなる重要な場。

【取材について】
「服の交換会」「株主総会」ともに取材が可能です。取材スペースをご用意しますので、事前に下記までお問い合わせください。

【参考記事】
本気の起業に挑戦!佐竹ゼミから誕生した敬愛ファッションリンク株式会社
https://keiaijin.u-keiai.ac.jp/education/13432/

学生たちが起業!佐竹ゼミで実践的に学ぶ「起業体験プログラム」
https://keiaijin.u-keiai.ac.jp/education/12978/



▼本件に関する問い合わせ先

IR・広報室

住所

: 千葉市稲毛区穴川1-5-21

TEL

: 043-284-2335

FAX

: 043-284-2261