駒澤大学

大学との絆つながる!駒澤大学の学生たちによる箱根駅伝取材

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今年1月に開催された「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」で、復路優勝・総合2位の成績を収めた駒澤大学。その舞台裏では、多くの駒大生が正月返上で陸上競技部を取材していた。オリジナルの動画サイトやスポーツ新聞を学生自ら制作し、他では見ることのできない駅伝の臨場感を発信するなど、その経験は大学広報としての使命感だけではなく、愛校心の醸成にもなっている。

 駒澤大学(東京都世田谷区)陸上競技部が、今年1月に開催された「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」で復路優勝・総合2位の成績を収めたことは記憶に新しい。しかし、その舞台裏で、多くの学生たちが箱根駅伝の取材をしていたことはあまり知られていない。
 今回は、正月返上で、同大陸上競技部を追い続けたサークル・研究所・ゼミを紹介する。
 
 駒澤大学放送研究会が制作している動画サイト『Flash News』は、同大のホームページでアクセス数No.1を誇る人気コンテンツ。大学の行事、学生の活躍などのニュースを動画形式で、ほぼ毎月配信している。
 今年の箱根駅伝では、3日夕方にインタビューを実施。他では見ることのできない、大会終了直後の選手たちの高揚感が伝わってくる。現在、同大ホームページのトップページに掲載されている。
 
【放送研究会制作 Flash News
 http://www.komazawa-u.ac.jp/flash/FlashNews.html
 
 
 同大附属機関であるマス・コミュニケーション研究所が発行する『駒大スポーツ新聞』も、現役の駒澤大学生が制作している。同大の各スポーツ活動の取材、執筆、撮影、編集を、33人の学生自らが行っており、例年、箱根駅伝の時期には泊まり込みの作業が続く。
 各区間を取材し、レースの状況を逐一メールで配信。駅伝の結果も駒大スポーツWebサイトで即日更新し、1月8日には号外も発行した。持ち前の速報性と情報量が存分に発揮されている。
 編集長の千石陽香さん(文学部2年生)は、「人に何かを伝えることの難しさを改めて感じています。多くの人と感動を共有するため、どのような原稿、写真、レイアウトが必要なのかを日々意識しています」と語っている。
 
【駒大スポーツ新聞 Webサイト】
 http://www.komaspo.com/
 
 一方、動画コンテンツ『駒伝~“HAKONE”めざして、追走中~』は、昨年シード権を逃した同大陸上競技部が、今年の復路優勝・総合2位に躍進するまでの軌跡を追ったドキュメントだ。これは、グローバル・メディア・スタディーズ学部・金山智子准教授のゼミ活動の一環として行われており、学生は、企画や撮影、編集、サイト配信作業などを自分の手で行うことで、メディア・コミュニケーションについて学んでいく。
 また、この作品はケーブルテレビイッツコム(イッツ・コミュニケーションズ株式会社)にも投稿され、1年間に渡って放映されている。学生目線ならではの取材や演出が評価され、今年1月31日に発表された優秀作品を決める「アワード2009」では、番組投稿部門を受賞した。その後もゼミ宛にファンレターやメールが届くなど、今後の活動がますます期待される。
 
【イッツコムチャンネルアワード2009(駒伝)】
 http://www.itscom.net/itscom-ch/access/award2009/index.php
 
 これらの活動は、大学広報という側面以上に、メディアの考え方や技術、コミュニケーション能力などを身に付ける場となっている。また、同大生の愛校心をさらに高める場ともなっているようだ。
 
▼本件に関する問い合わせ先
 駒澤大学総務部広報課
 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
 TEL: 03-3418-9828
 FAX: 03-3418-9017
 URL: http://www.komazawa-u.ac.jp/
 E-mail: koho@komazawa-u.ac.jp