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5月18日にいよいよ打ち上げ! 創価大学の小型人工衛星「Negai(ねがい)☆″」

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創価大学工学部の黒木聖司研究室が開発した超小型人工衛星「Negai(ねがい)☆″」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」に相乗りし、5月18日早朝に打ち上げられる。「子どもの夢、応援プロジェクト」として、約8000の子どもたちの「夢」も衛星に搭載される。同大では、打ち上げの模様を中継するパブリックビューイングを5月18日の午前6時から開催する。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」打ち上げ予定日が5月18日午前6時44分14秒に設定された。相乗りする小型副衛星の一つに選ばれた創価大学工学部開発の小型人工衛星「Negai(ねがい)☆″」(黒木聖司研究室)も、いよいよ宇宙へ打ち上げられる。

 Negai☆″は超小型ながら大容量の情報処理能力を有し、地球の画像を撮影、送信の作業を通して、耐宇宙放射線に優れた信頼性の高い情報処理システムの宇宙実証を行う。
 また、Negai☆″には、昨年7月に募集した約8000の子供たちの「夢」を、マイクロフィルムにして搭載。「子供の夢、応援プロジェクト」として、10cm立方の小さなNegai☆″に子供たちのたくさんの“願い”を載せ、宇宙に飛び立つ。このNegai☆″が地球を周回するのは、高度約300kmの軌道。およそ20日間周回した後、大気圏に突入して流れ星になる。開発に携わった学生は、「みんなの願いが流れ星となって叶うといいですね」と語っている。

 今回の打ち上げに対し創価大学では、5月18日午前6時から工学部棟E207教室で応援企画(パブリックビューイング)を行う。当日は、大型モニタに種子島からのライブ中継映像を流すほか、学生らによるNegai☆″の説明や、衛星追尾状況の投影・説明、衛星から送られるモールス信号の受信確認などを行う予定だ。

▼本件に関する問い合わせ先
 創価大学 広報部
 〒192-8577 東京都八王子市丹木町1-236
 TEL: 042-691-9442
 FAX: 042-691-9300
 http://www.soka.ac.jp/

1263 宇宙に飛び立つNegai☆″

1265 世界からの夢ハガキ8000枚

1264 開発に携わる学生たち