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社会学部学生が制作する2011年度版「学部公式パンフレット 」が完成――法政大学

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法政大学・多摩キャンパスの社会学部では、毎年、高校生および受験生向けの学部紹介パンフレットを在学生たちが企画・編集・制作している。このたび、2011年度版(高校生・受験生用)が完成。在学生の熱い思いが詰まった40ページの力作となっている。

 法政大学多摩キャンパス(町田市相原町4342)の社会学部(金原瑞人学部長)社会政策科学科・社会学科・メディア社会学科では、毎年、高校生および受験生向けの学部紹介パンフレットを、在学生たちが企画・編集・制作している。

 2011年度版(高校生・受験生向け)の公式パンフレット『社会学部への招待』制作を担当したのは、2010年度版に引き続き、津田正太郎准教授ゼミの学生たち。印刷・製本は業者に依頼するものの、コンセプトを含めた企画から取材依頼、取材・撮影、執筆、レイアウト、校正までのすべての工程をゼミ生が分担して行った。
 現3年生が中心になって行った作業は、今年の2月から本格的にスタートした。春休み中も学内で企画編集会議を開き、3つの学科の教員に原稿執筆や取材依頼を行ったりと、積極的に活動。6月中旬に2011年度版『社会学部への招待』が完成した。中身は学部・学科紹介やカリキュラム紹介のみならず、OBインタビューや講義紹介、サークル紹介、大学生活Q&Aなども盛り込んだ40ページの力作となっている。

 学部パンフレットは教職員が制作するのが通例だが、社会学部では1992年から広報担当の学部教員の監修のもと、学部学生が主体的に受験生向けのパンフレットを制作している。
 学生に制作を依頼する理由について、津田正太郎准教授は「教職員が作成するよりも受験生に近い学生が作成することで、受験生が知りたい情報をより効果的に伝えることができると思いますし、また、パンフレット作成過程を通じてメディア社会学科の教育目標でもある『メディアによる情報発信能力の向上』にも大きく寄与していると思います」と話し、教育効果を強調する。

 実際の作業にあたって、学生たちはイメージ戦略や3学科のバランスなど考え、意見を出し合い、台割を作成した。ゼミ長の女子学生(3年)は、「5班で分担して作業を行いました。自分が担当したアンケート調査の設問設定などは、何度も練り直しました」と話す。
 さらに、写真が得意な学生がカメラマンを担当するなど、各自の得意分野も生かした。大学の最寄り駅周辺を含めたキャンパスマップでは、自分たちの等身大のキャンパスライフを反映させるなど、キャンパスで学ぶ先輩としての目線も存分に生かされている。津田准教授は、「本当に大変な作業でしたが、パンフレット制作を通じて、学生たちが得たものは大きいはずです」と語った。

▼本件に関する問い合わせ先
 法政大学社会学部事務課
 TEL: 042-783-2351
 社会学部ホームページ: http://www.hosei.ac.jp/shakai/

1367 パンフレットを手にする津田ゼミの皆さん

1368 学生たちが企画・制作したパンフレット