工学院大学

工学院大学が長野県諏訪市の小・中・高校生を対象に「出張理科教室」を開催

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工学院大学理科教育センターと長野県諏訪市教育委員会は、10月24日(日)に諏訪市立諏訪中学校で地元の小・中・高校生に理科に対する知識を深め、創造力・思考力や実践力を養うための実験や楽しい工作などを体験してもらう「出張理科教室」を開催する。

 工学院大学理科教育センターと長野県諏訪市教育委員会は、10月24日(日)に諏訪市立諏訪中学校で地元の小・中・高校生に理科に対する知識を深め、創造力・思考力や実践力を養うための実験や楽しい工作などを体験してもらう「出張理科教室」を開催する。

 学校法人工学院大学は1887年の学園創立以来、技術教育・研究活動に専念し、その活動の中で理科教育に関わるノウハウを蓄積・構築し、理科教育に関わる諸機能を利活用した事業を常に模索し展開してきた。しかし、わが国では、青少年の理科離れが憂慮され、科学技術立国としての存続が危ぶまれている状況にありながらも、依然としてこの傾向は止まってはいない。
 このような背景から、学校法人工学院大学は理科教育面における地域社会への貢献事業を組織的かつ継続的に取り組むため、2008年度に「理科教育センター」を設置して、理科教育を軸とした各種事業を積極的に展開している。

 工学院大学理科教育センターでは、2012年の同学園創立125周年を目前に同記念事業の一つとして「理科教室」を主要地方都市で開催している。これは、毎年夏に八王子キャンパスで開催している「わくわくサイエンス祭 理科教室」の出張版である。
 「わくわくサイエンス祭 理科教室」は、今夏の開催で17回目となり、毎年7,000名の小学生、中学生、高校生が訪れ、用意された80テーマほどの理科実験を楽しみつつ学んでいる。これまでの参加者総数は、すでに10万名を超え、大学が開催する国内最大規模の祭典となっている。
 また、この取り組みが単に社会貢献や理科振興事業だけでなく、「わくわくサイエンス祭 理科教室」の支援者として参加している学生達が、この取り組みを通してコミュニケーション能力やデザイン能力等の養成を目指す理科・工学教育の実践プログラムと位置づけられている。これらの明確な効果が検証されたことから、2004年には文部省によりその実績が高く評価され、「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に選定された。「出張理科教室」は、この「わくわくサイエンス祭 理科教室」の縮小版を地方都市で開催しようというものである。

 今回は、工学院大学理科教育センターの取り組みを理解し、地域の子供達への理科・科学教育に熱心な長野県諏訪市教育委員会がタイアップして開催する。
 工学院大学から大学生・大学院生と教職員約150名(法人理事、大学学長を含む)、高大院連携高等学校生徒と教諭約70名が、前日の10月23日に諏訪中学校に入り設営・準備し、翌日24日に地元の小・中・高校生約700名を迎え、16の演示テーマで理科・科学実験を展開する。

◆2010年度「諏訪出張理科教室」
  ~工学院大学創立125周年記念事業・日本初!建築学部開設記念事業~
【開催日】
 2010年10月24日(日)
【開催場所】
 長野県諏訪市立諏訪中学校(諏訪市清水3丁目3619-3)
【開催時間】
 開 会 式   9:30~ 9:50
 開  催   10:00~15:00
【対象】
 諏訪市および周辺の在住の小・中・高校生(小学校低学年は保護者同伴)
 中・南信地域の小・中学校教職員
 中・南信地域の高等学校理科担当教職員
【参加】
 参加費無料、小・中学生は定員700名の参加予約制、入退場自由

▼本件についてのお問い合わせ先
 ●学校法人工学院大学理科教育センター
  TEL: 03-3340-2438
  FAX: 03-3345-0228
 ●諏訪市教育委員会
  TEL: 0266-52-4141
  FAX: 0266-53-3299

 ※諏訪市出張理科教室チラシ: http://www.kogakuin.ac.jp/scenter/news/2010/100701.pdf