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東日本大震災から2カ月――文教大学が5月13日に「被災者支援ボランティア活動報告会」を実施

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文教大学湘南校舎(神奈川県茅ヶ崎市)の学生が、5月13日、これまで宮城県石巻市などで行ってきた被災者支援活動を総括した報告会と、夏休みに向けた活動説明会を、学生、教職員、一般市民を対象に行った。当日は、「大震災から2カ月 写真報告展示会」も同時開催。学生、教職員を中心に約250人が報告会に参加した。

 東日本大震災の発生後、文教大学国際学部の学生をはじめ150人以上の湘南校舎の学生が、「文教ボランティアズ」として募金活動や周辺自治体、NGOの支援活動に参加。延べ41人の学生が宮城県石巻市河北町を基地にした汚泥処理や学校・民家片付け等の被災者支援活動を行った。

 報告会では、被災地に入った学生6人から、これまでの活動についてスライドの写真を見せながら説明があった。汚泥処理のほか、被災した小中学生との交流、牡鹿半島での地震でできた危険な段差を告知する看板の制作など、様々な活動が報告された。

 その後、3月に実施された被災者支援の街頭募金(JR茅ヶ崎駅、小田急湘南台駅)で集められた支援金の使途について報告があった。支援金は総額420万円で、現地で救援活動をしている国際救援活動NGOアドラジャパン、国際救援活動NGO JEN、RQ市民災害救援センター、茅ヶ崎商工会議所東日本大震災復興チャリティー委員会の4団体にそれぞれ80万円、宮城県南三陸町に100万円が寄託された。
 文教ボランティアズは引き続き、週末を利用したボランティアの現地派遣、毎月11日の街頭募金、茅ヶ崎商工会議所とのチャリティーイベント、活動の展示会を行う予定。


▼本件に関する問い合わせ先
 文教大学学園 法人事務局広報マーケティング室
 東京都品川区旗の台3-2-17
 担当:小林・草薙
 TEL: 03-3783-7511(直通)