明治大学

ボランティア活動に単位認定――明治大学が学部間共通総合講座『東日本大震災に伴うボランティア実習』を開講

大学ニュース  /  教育カリキュラム  /  学生の活動  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

明治大学は、東日本大震災関連のボランティア活動に従事した学生に単位を認定する学部間共通総合講座『東日本大震災に伴うボランティア実習』をこのほど開講。被災地対象ボランティアへの単位付与は、全国の大学でも先進的な事例となる。学生のボランティア参加を後押しして被災地支援につなげるとともに、ボランティア活動を通じて学生の自主性や社会性を育む狙いがある。

~全国でも先進的な事例 被災地支援と学生の成長を目的に~

 同講座では実際のボランティア活動のほか、事前講義▽活動報告書の作成・提出▽報告会での発表などを含めて計60時間以上の実習に従事した学生に2単位を認定。学生の安全面も考慮し、無理のない後方支援が活動の中心となる。当面はNPO法人の協力のもと、首都圏でも被害の大きかった千葉県浦安市にボランティア拠点を構え、学生を同市や東北の被災地へ送り出す。

 5月14日(土)に和泉(東京都杉並区)、生田(川崎市多摩区)の2キャンパスで開催された事前説明会には、週末にもかかわらず学生約200名が参加。学生たちは「以前から力になりたいと思い、きっかけを探していた」「一人でも多くの人の役に立ち、自分の力にもしたい」など、それぞれの熱い想いを口にしていた。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当: 西川
 TEL: 03-3296-4082

2213 真剣な表情でボランティア実習の事前説明会に臨む学生たち(5月14日、生田キャンパス)