工学院大学

工学院大学が東北地方の美しい村を再生~入村式で「また一緒に住める」と入居者の感慨ひとしお

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東北地方では、この震災によって多くの被災者がその住居を失った。工学院大学では、建築学部の後藤教授の主導のもと、石巻市地元企業グループなどと連携して、恒久復興住宅プロジェクト(K-engine Project)を今年4月から展開。仮設住宅そのものを否定するものではなく、仮設住宅と常設復興住宅のバランスのよい供給こそが被災者の生活再建と地域復興に必要との信念のもと、被災地における応急的仮設住宅に替わる「恒久的復興住宅の建設」を主旨として発足し、6月から着工を始め、今回ついに入村式を迎えた。

 入村式当日は、建築に携わっている地元工務店をはじめとして、白浜地区入居住民、大学関係者など約50名が参加し、式典が行われた。
 式典では、入居代表者、本学水野学長、後藤教授の挨拶、鍵の引き渡しが行われた後、復興住宅の内覧会が行われ、入居住民の方が初めて復興住宅の室内に足を踏み入れた。

 入居住民の方々は「落ち着いて気持ちも安らげる」と安堵の表情を浮かべていた。景観を大事にした「村」の再生、コミュニティーの復活が始まる第一歩となる入村式となった。

◆参考:「石巻市北上町白浜復興住宅入村式」 
【日時】
 2011年11月23日(水・祝)13時~15時30分 
   ●13:00~記者説明会 
   ●14:00~入村式 
   ●14:30~内覧会
【場所】
 宮城県石巻市北上町十三浜字下山復興住宅敷地内
【参加者数】
 約50名(地元建築関係者、入居住民、大学関係者など)

▼本件に関する問い合わせ先
 工学院大学 総合企画室
 TEL: 03-3340-1498

2717 入村式

2721 鍵の引き渡し

2719 白浜復興住宅

2720 復興住宅内部

2722 村から見た風景