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駒澤大学経済学部の学生が“若者の若者による若者のための日本酒”をプロデュース

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駒澤大学経済学部・瀬戸岡紘ゼミの学生が、長野県大町市の酒造会社 株式会社薄井商店と共にプロデュースした日本酒『今日は娘と乾杯。』が11月7日に発売された。これは若者の日本酒離れに歯止めをかけるため、“親子で楽しむ日本酒”というコンセプトのもとに商品化されたもの。日本酒独特の味が苦手という若い女性でも飲みやすくするため、フルーティーな味わいに仕上げている。

 駒澤大学経済学部・瀬戸岡紘ゼミの大きな特徴のひとつは、“自由で豊富で活発”な「サブゼミ」活動にある。「サブゼミ」とは、いくつかに分かれた班ごとに独自のテーマを設け、学年の壁を超えて合同で研究するというもの。テーマ設定からテキストや参考書の選択、学習方法の選定、学習日程の決定まで、すべてゼミ生の完全な自主活動にゆだねられている。

 今回の取り組みは、酒造会社とのコラボレーション企画。ゼミ生は今年8月、長野県大町市の酒造会社である株式会社薄井商店(白馬錦)に「若者の日本酒離れ」についてプレゼンテーションを行い、「若者目線の日本酒づくりのプロデュース」にチャレンジすることとなった。

 今回のプロジェクトに関わったメンバーは、4年生・5人、3年生・5人の計10人。日本酒の味を知るため、また若者が好む日本酒を探すために、全員で約80種類の日本酒を飲み比べたという。その後も企業とのミーティングを重ね、“親子で楽しむ日本酒”というコンセプトのもと、商品化が決定した。

 11月7日に発売されたオリジナル大吟醸『今日は娘と乾杯。()』はアルコール度数15度以上16度未満で、長野県を主産地とする「美山錦(酒造好適米)」を原料としている。日本酒独特の味が苦手という若い女性でも飲みやすくするため、フルーティーな味わいに仕上げた。また、ラベルはデザイナーに依頼した3種類のデザイン案の中から、ゼミのTwitterやfacebookで投票やコメントを募集して決定した。

 ゼミ生は、「実際に私たちのアイディアからこのように販売される商品が生まれるとは思っていなかったことなので、純粋に嬉しいです。商品化されたことだけでなく学生という立場で今回のような貴重な経験をさせていただいたことに感謝しています。すでに販売されていますが、まだまだ『今日は娘と乾杯。』は知名度が低いので、今後ももっと情報発信に力をいれて活動していきます」と語っている。

「今日は娘と乾杯。』は株式会社薄井商店のWebサイト( http://www.hakubanishiki.co.jp/item/daigin/oyako.html )で購入できます。

▼本件に関する問い合わせ先
 駒澤大学総務部広報課
 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
 TEL: 03-3418-9828
 FAX: 03-3418-9017
 E-mail: koho@komazawa-u.ac.jp
 URL: http://www.komazawa-u.ac.jp/