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神奈川大学が同大附属中・高の生徒に対し「緊急支援奨学金」──金融危機の影響等により修学が困難となった生徒を救済する

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今般の世界金融危機の影響を受け、わが国の経済状況も一層厳しさを増しつつある。こうした中、神奈川大学では同大附属中・高等学校の生徒に対し「緊急経済支援」を実施。金融危機の影響等により修学が困難となった生徒を救済する。

 米国のサブプライム・ローン問題から端を発した今般の世界金融危機は、日本経済にも深刻な影響を与え、経済状況は一層厳しさを増すものと見込まれている。
 学校法人神奈川大学では、こうした現在の経済状況に鑑み、家計支持者の負担軽減と生徒の修学支援を目的に、同大附属中・高等学校(横浜市緑区台村町)においても、緊急経済支援を行うことを決定し、奨学金を給付することとした。

 附属高校には、今までも学業成績優秀生徒対象の「特待生制度」(授業料相当額給付)および経済的救済のための「学費貸与制度」(授業料等の2分の1を貸与)があるが、今回これに加えて学費未納(3か月以上)かつ経済的困難性が認められる生徒に対し、「緊急経済支援奨学金」を給付する。これにより、中高合わせて約20名程度の生徒の救済が可能と見込んでいる。

◆緊急経済支援奨学金
○給付対象生徒
 学費未納(3か月以上)かつ経済的困難性が認められる者
 家計急変者等に対して、2008年度学費の3か月程度を給付する
○所要経費
 約300万円
○予算人員
 高等学校: 15名
 中学校 :  5名

(参考)神奈川大学附属中・高等学校
    所在地: 横浜市緑区台村町800
    生徒数: 中学校666人 高等学校687人

▼本件に関する問い合わせ先
 神奈川大学 広報部広報課
 TEL: 045-481-5661(代)
 ※12月27日~1月6日まで年末年始休暇となります。