横浜市立大学

横浜市立大学がフィリピン台風30号の被災地復興活動を支援――フィリピン大学へ募金を贈呈

大学ニュース  /  国際交流

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横浜市立大学は、昨年11月にフィリピンを襲った台風30号の被災地で復興活動中のフィリピン大学に対する支援活動の一環として、このたび教職員による募金117万円余を、フィリピン大学に贈呈した。被災から約2ヶ月が経ち、被害が甚大な地域では、インフラが寸断され、政府主導の復旧作業が急ピッチで進められているものの、長期にわたる支援を必要としている。同大の協定校であり、アカデミックコンソーシアム(※)参加校のフィリピン大学においても、校舎の復旧作業や物資の配給、医療チームの派遣、復興に向けた活動を続けている。

 横浜市立大学は災害専門の研究員を現地に派遣し、保健省等関連機関へのヒアリングや被災地をフィリピン大学関係者と視察する等、情報収集を行っている。今後も研究員の現地視察等を通して具体的な活動支援を検討するとともに、アジアの拠点大学として、医学分野を中心にフィリピン大学との連携を進めていく。
※被災者の皆様につきましては、心よりお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復旧・ 復興をお祈りいたします。

◆募金贈呈式
・贈呈日時:平成26年1月17日(金) 14:00~(現地時間)
・贈呈場所:フィリピン大学マニラ校 (医学部キャンパス) フィリピン共和国マニラ首都圏マニラ市
・贈呈者:横浜市立大学 医学研究科長 五嶋良郎
・受領者:フィリピン大学マニラ校 学長 Dr.Manuel B.Agulto(マヌエル・アグルト)
・募金額:1,171,359円

(※)アカデミックコンソーシアム(International Academic Consortium for Sustainable Cities)とは
平成21(2009)年9月にアカデミックコンソーシアムを設立(事務局:横浜市立大学)。大学が都市の行政や国際機関等と協働し、各都市が抱える諸問題を解決し地域や世界に貢献することを目的とした大学間ネットワーク。フィリピン大学、タマサート大学(タイ)、マレーシア科学大学、ベトナム国家大学等アジアのTOPレベルの大学が参加。毎年開催している国際シンポジウム・総会は、各都市の課題解決に向けた議論の場であり、アジアを中心とした多様な研究者・学生が交流する場として貴重な機会となっている。第4回国際シンポジウム・総会を2013年9月にフィリピン大学で開催。その総会開催時にフィリピン大学と横浜市立大学がMOU(包括的覚書)を締結。

▼本件に関する問い合わせ先
 学術企画課 Tel:045-787-2421