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聖学院大学が子どもの保護者や保育士、教師などに向けた小冊子『子どもの心にそっと寄り添う-被災地の子どものケア-』を発行

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聖学院大学(埼玉県上尾市・学長代行:阿久戸光晴)の人間福祉学部こども心理学科は、子どもの保護者や保育士、教師などに向けた小冊子『子どもの心にそっと寄り添う-被災地の子どものケア-』を2月20日に発行した。これは東日本大震災の復興支援活動の一環として2012年より毎年発行しているもので、今回で第3集となる。今後も10年後を見据えながら改訂を重ねていく予定。希望者に無料で送付する。

 このたび発行した『こどもの心にそっと寄り添う-被災地の子どものケア 第三集』は、震災から3年が経とうとしている現在、時間の経過によって変化する「子どもたちに必要な心のケア」があると考え、制作に至ったもの。今後も10年後を見据えながらの改訂を予定している。
 子どもと日々向き合っている保護者、教育者、支援者らは、東日本大震災から3年が経とうとする「今」の問題を持っている。
 一方、阪神・淡路大震災からは19年が経過するが、いまだに心の問題を抱えている人が多くいる。今回の第3集では、臨床心理士で兵庫教育大学大学院教授の冨永良喜氏のインタビューを掲載。同氏は阪神・淡路大震災や、その2年後に起きた「神戸連続児童殺傷事件」を教訓として、地域や学校に「心の予防教育」を行っている。また、東日本大震災でも被災地で子どもの心のケアに携わっている。
 そのほか、2014年4月より聖学院大学の次期学長に就任する姜尚中全学教授のメッセージや、被災地で子どもの教育支援やボランティアをしている団体の寄稿、被災地で子どもの心のケアをしている読者からの感想を掲載した。

◆『こどもの心にそっと寄り添う-被災地の子どものケア 第三集』概要
【目 次】
 子どもの心のケア(冨永良喜)/ボランティア報告(NPO法人カタリバ/NPO法人コミュニティ活動支援センター)/絵本紹介(阿久戸光晴)/メッセージ(姜尚中)/読者の声/子どもに関する支援活動に取り組む団体リスト/電話による心の窓口相談
【執筆者】
 冨永良喜(兵庫教育大学大学院教授・臨床心理士)
 阿久戸光晴(学校法人聖学院理事長 院長、聖学院大学学長代行)
 姜尚中(聖学院大学全学教授、東京大学名誉教授、2014年4月より聖学院大学学長)
 窪寺俊之(聖学院大学こども心理学科長、聖学院大学大学院教授)
 NPO法人カタリバ/NPO法人コミュニティ活動支援センター
【編者・発行】
 聖学院大学人間福祉学部 こども心理学科
【発行日】
 2014年2月20日
【判 型】
 B6判ブックレット36ページ

【申し込み方法】
 お名前、送付先住所、電話、目的、部数をお書きの上、E-mailまたはFAXでご連絡ください。
 E-mail: pru@seig.ac.jp
 FAX: 048-725-6891

▼本件に関する問い合わせ先
 聖学院大学広報局 広報戦略室
 TEL(ダイヤルイン): 048-780-1707
 FAX: 048-725-6891
 E-mail: pr@seig.ac.jp
 http://www.seigakuin.jp

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