明治大学

外国にルーツを持つ児童を対象に学習支援教室「なかのハウス」を開催――明治大学

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明治大学の学生ボランティアチームは、キャンパス近隣に暮らす外国籍や外国から帰国した児童らを対象にした学習支援教室「なかのハウス」を、4月26日、5月10日、24日の3日間、中野キャンパスで開催する。要事前申し込み。

 「なかのハウス」は、中野区在住で外国にルーツをもち、日常会話はできるが日本語での学習に不安がある小学4~6年生が対象。自ら教科書などを持ち込み、同じような境遇の仲間と共に自由に質問しながら学習することができる教室である。また、学習支援に加えてレクリエーションをするなど、開放的な居場所としての役割も担う。

 企画したのは、中野キャンパスに通う国際日本学部の2年生9人。外国にルーツをもつ児童らが、言語の問題から授業についていけなくなってしまうことや、算数や理科などの専門用語の理解に苦労している現状を授業で学び、昨年、ボランティアチーム「なかのーばる」を結成。地域の子どもたちのために何かできることはないかと学習支援教室「なかのハウス」を企画した。

 今後は、中野区教育委員会を通して、区内の小学校へ開催の呼びかけをするなどして、毎月2回のペースで開催することを検討している。

■学習支援教室「なかのハウス」~外国にルーツをもつみんなとのお勉強会~

日 時:1.4月26日(土)
     2.5月10日(土)
     3.5月24日(土)
      全日程10時~12時(予定)
場 所:明治大学 中野キャンパス
     (中野区中野4-21-1)

申込方法:必要事項(学校名・学年・氏名・国籍・連絡先)を、開催日の2日前までに【 nakanobal@gmail.com 】へ、メールでご連絡ください。※必ず当日の保護者同伴が可能な方。

5295 3月に試験的に実施した「なかのハウス」の様子