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千葉工業大学が浦安市と包括的連携に関する協定を締結――5月7日に調印式を開催

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千葉工業大学はこのたび地域社会の発展に資することを目的として、千葉県浦安市と包括的連携協定を締結。人的、知的資源の交流と物的資源の活用を図り、連携を密にして多様な分野で協力していく。協定の締結に伴い、5月7日(水)に浦安市役所で調印式を開催する。

◆調印式概要
【日 時】平成26年5月7日(水)午後3時
【場 所】浦安市役所3階 市長公室

◆協定に基づく連携協力事業
 1.教育研究、生涯学習、文化及びスポーツの振興発展に関すること
 2.地域産業の振興に関すること
 3.まちづくりに関すること
 4.人材育成に関すること
 5.その他両者が必要と認めること

◆浦安市と学校法人千葉工業大学との包括的連携に関する協定に基づく事業展開
 千葉工業大学は、昭和17年に誕生し今年で創立72周年を迎え、日本の私立工業大学として最も長い歴史を持っている。大学内には未来ロボット技術研究センター(fuRo)や惑星探査センター(PERC)があり、これらの研究を各学部・学科と連携しながら展開するとともに、産官学の連携でその技術を社会に役立てている。千葉工業大学が有するロボット技術は、東京電力福島第一原子力発電所で起こった事故の後、原子炉建屋内の調査に投入されたロボット「Quince」の活躍でも実証されている。

 浦安市は、大学が持つ最先端の科学的な知的・人的資源を活かし、市内の子どもたちの理科・科学技術に対する知識・関心が高まることを期待している。
 一方、千葉工業大学は、科学技術や工学(ものづくり)に対し、子どもたちに早い段階から興味を持ってもらうこと、さらに生涯学習の基盤づくりに対しても期待している。

 協定締結後は、浦安市・学校法人千葉工業大学連絡協議会(仮称)を設置し、具体的な取り組みについての協議を行いながら連携事業を推進していく。

●連携事業展開のイメージ
(1)教育研究、生涯学習、文化及びスポーツの振興発展に関すること
 ・大学が有するロボットなどの最先端技術に、浦安市の子どもたちがふれることなどを通して、子どもたちの理科・科学技術への関心を高められるような取り組みをイベント、講座、実験など多様な形で実施
 ・浦安市民向けの公開講座等、生涯学習事業の実施
 ・市の審議会等への大学職員の派遣
(2)地域産業の振興に関すること
 ・大学が市内事業者の業務をプロジェクトマネジメント面でサポート
 ・大学が研究を市内事業者と連携して実施
(3)まちづくりに関すること
 ・まちづくりに関する取り組みへの支援
 ・市と大学が連携して、まちづくりに関する研究を実施
(4)人材育成に関すること
 ・学生が市内小中学校の理科実験などを支援
 ・市内中学校における学生の教育実習の実施

 これらの分野における連携を推進するため、浦安市・学校法人千葉工業大学連絡協議会(仮称)を設置する。

◆浦安市・学校法人千葉工業大学包括的連携協定締結記念イベント
【日 時】 平成26年8月23日(土)午後
【場 所】 浦安市文化会館
【対 象】 小中学生と保護者
【内 容】
 ○講演会: 「ロボット技術と未来社会」古田貴之 千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長
 ○体験教室等: ロボットの操作体験や科学実験、夏休みの工作教室など
●古田貴之氏プロフィール
 千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)所長
 1968年、東京都生まれ。1994年、青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士前期課程修了。1996年、同博士後期課程中途退学後、同大学理工学部機械工学科助手に。2000年、博士(工学)取得。同年、科学技術振興機構のロボット開発グループリーダーとしてヒューマノイドロボットの開発に従事。2003年6月より千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長。新たなロボット技術・産業の創造を目指し、企業との連携を積極的に行い、新産業のシーズ育成やニーズ開拓に取り組む。2010年には著書『不可能は、可能になる』をPHP研究所から刊行。

(プレスリリース全文)
 http://www.it-chiba.ac.jp/topics/press-urayasu.pdf

▼本件に関する問い合わせ先
 千葉工業大学
 http://www.it-chiba.ac.jp
 TEL: 047-478-0222 
 FAX: 047-478-3344
 E-mail: cit@it-chiba.ac.jp