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明治大学情報コミュニケーション学部が今年度からベトナム短期学生交流プログラムをスタート――7月20日までベトナム国家大学ハノイ外国語大学の学生を受け入れ

大学ニュース  /  国際交流

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明治大学情報コミュニケーション学部(石川幹人学部長)は、今年度からベトナムとの短期学生交流プログラムを開始した。同学部はこれまでタイやラオス、アメリカの大学と短期学生交流プログラムを行ってきたが、ベトナムの大学との交流は今年度が初めて。

 ベトナムはBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)に次ぐ経済成長が期待されるVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)の雄であると同時に、ASEAN諸国の中でも日本語能力試験受験者数の多い親日国。近年、日本への留学生数も増加しており、2013年度の出身国別留学生数は中国(前年比5.1%減)・韓国(同8.1%減)に次ぐ3位の6290人(同43.8%増)となっている(*)。

 情報コミュニケーション学部では7月8日からベトナム国家大学ハノイ外国語大学(ULIS)東洋言語文化学部日本語学科の学生9人を受け入れており、7月20日までの約2週間、駿河台キャンパス(東京都千代田区)や山中セミナーハウス(山梨県山中湖村)などで、日本‐ベトナムの学生同士の交流を図りながら、ベトナム学生の日本語力向上や日本文化への理解を深めるプログラムを実施。18日にはベトナム学生によるスピーチ大会を開催する。
 同学部では、9月にベトナム学生受け入れプログラムに対応する日本人学生の送り出しプログラムを実施予定。同学部生21人がベトナムを訪れ、ULISの学生との交流やハノイにおける日系企業の開発支援の現場見学などを通じて、ベトナムの文化や、日越の高度経済成長期の比較、今後の両国の経済交流などについて学びを深める。

*独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)調べ

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