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国際大学(新潟県南魚沼市 北岡伸一学長)で10月3日に、2014年度『新入生歓迎の日』が挙行された。今年度の新入生は36か国・地域からの194名で、過去最多人数。ABEイニシアティブ初年度、最多の留学生を受け入れたため、安倍首相よりお祝いのメッセージが届いた。
世界標準の教育の一環として、開学以来秋入学制を取り入れてきた国際大学(略称:IUJ)で10月3日、打ち解けた雰囲気の中で新入生を迎える『新入生歓迎の日(New Students Welcome Day)』が、10月3日に挙行された。
今年度の新入生は、国際関係学研究科103名、国際経営学研究科91名の合計194名。その内日本人は30名、164名は35か国・地域からの留学生である。
授業同様、全て英語で行われる『新入生歓迎の日』では、まず北岡伸一学長が、スーパーグローバル創成支援に選定されたこと、来年度に博士課程を設置する計画であること、今年度開始のABEイニシアティブ(アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ)プログラムにおいて日本で一番大勢の12人の留学生を受け入れたことを挙げ、今年はIUJにとって特別な年になること、その歴史的な1年を共に迎えられたことをうれしく思うと祝辞を述べた。
続いて森正勝副理事長は、まずIUJを選んだ新入生たちに謝意を表し、国際的な環境を大いに活用し、グローバルリーダーとなってほしい。今日からIUJファミリーの一員として、IUJのサポートをすることも新入生の重要な役割なので、ぜひ力を貸してほしい。皆で日本と世界をつないでほしい。またキャンパスライフを楽しんでもらいたいと新入生を激励した。
今年は、ABEイニシアティブの初年度でもあり、安倍晋三首相からもお祝いの言葉が届いた。首相はご自身のアフリカ訪問時の体験を踏まえアフリカに無限の可能性があること、そのアフリカからの留学生の活躍に期待していることを述べ、新入生全員に、「国際大学」は日本にありながらも、常に世界に向いている、日本が誇るべきグローバルな大学であるので、頑張って学んでほしいと期待をこめた言葉を送った。
次に、新入生紹介を行い、国ごとに一人ずつ名前を読み上げられた新入生は、笑顔で手を振り皆に挨拶をした。なごやかな雰囲気の中、ご来賓の方々、教員紹介も行われた。
最後にティーパーティーが開催され、『新入生歓迎の日』は幕を閉じ、IUJの在学生は38か国・地域からの354名となった。