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日本工業大学が第6回エコ大学ランキングにおいて最高評価【5つ星エコ大学】を獲得

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日本工業大学は、NPO法人エコ・リーグ(以下、エコ・リーグ)が毎年実施する、全国の大学における環境対策の評価、「第6回エコ大学ランキング」において、省エネ・地球温暖化対策に関する取り組みが高く評価され、「5つ星エコ大学」に選ばれた。同大は同ランキングに第2回から参加しており、一昨年は全国総合第1位、昨年は同3位と毎年継続して上位入賞を果たしている。


 「エコ大学ランキング」はエコ・リーグが毎年夏期に全国の大学を対象に実施する 「大学における環境対策等に関する全国調査」に基づき、各大学の環境対策の取り組み状況を評価するもの。今回146校が調査に回答し、日本工業大学は、「エネルギー・CO2」部門、「廃棄物・資源循環」部門で最高評価(5つ星)を獲得するなど高い評価を得た。また、総合部門でも最高評価を獲得し、「5つ星エコ大学」に選ばれた。なお、総合部門で最高評価を獲得した大学は同大を含めた6校であった。
具体的な評価ポイントは、以下の通り。

■5年間に22%の節電、再エネ導入率7%を達成
 日本工業大学では、平成12年度に当時国内の大学として最大規模となる太陽光発電設備(300kW)を導入して以来、設備拡張を進め、現在は学内の年間消費電力の約7%の電力をキャンパス内の太陽光発電設備(580kW)で賄うまでに至った。今後も更に設備を増強し、約10%を賄うことを目標に計画を進めている。平成21年度から25年度までの5年間に約22%の節電を達成し、CO2排出量は1,215t、約19%を削減した。この他にも、食堂から出る食品残渣を処理する生ごみ処理機(1日に100kgの処理能力)や排水処理装置(油回収率95%以上)の導入、雨水の有効利用など、廃棄物・資源循環対策 にも積極的に取り組んでいる。こうした継続的な省エネ・省資源に向けた取り組みが高く評価された。

■私立大学トップレベルの環境マネジメント体制
 同大は2001年にISO14001の認証を取得して以来、継続的な取り組みを行ってきた。私立大学としては数少ない、環境対策に特化した部署「環境推進事務局」を設立し、学生環境推進委員会と連携しながら全学をあげて環境への取り組みを進めている。一過性に終わらない継続的な省エネ対策や自然エネルギー導入、長期的な行動目標を立てて行動してきた、同大の環境マネジメント体制が高く評価された。

●日本工業大学HP内関連ページ
 http://www.nit.ac.jp/topics/view/1487

▼本件の取り組みに関するお問い合わせ
 日本工業大学 環境推進事務局
 担当: 原 渡
 TEL: 0480-33-7486
 E-mail: iso14001@nit.ac.jp

▼表彰式・調査・ランキングに関するお問い合わせ
 特定非営利活動法人エコ・リーグ CCC実行委員会
 担当: 小竹
 TEL: 070-6568-1048(直通)
 TEL/FAX: 03-5225-7206
 E-mail: ccc@eco-2000.net
 HP: http://ccc.eco-2000.net/

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