麗澤大学

麗澤大学が学祖生誕150年を祝うプレ記念行事を開催――海外高等教育研究機関でのシンポジウムや共同研究など

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麗澤大学(千葉県柏市)は、2016年の学祖・廣池千九郎生誕150年を控え、プレ・イヴェントを多数予定している。「道徳と倫理に関する学習、教育、研究のグローバルな展開」をテーマに掲げ、国外の提携校とのシンポジウムや講演、共同研究などを行っていく。

 麗澤大学は1935(昭和10)年、創立者の法学博士・廣池千九郎(1866~1938)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパスに開塾したことから始まる。
 教育者、学者、そして救済活動家・社会啓蒙家として歩んできた廣池は、日本人のアイデンティティを求める過程で、人間としてどう生きるべきか、社会はどうあるべきかといった本質的な問題を追求し始めた。それが、道徳科学(モラロジー)という学問を生み出した。
 優れた能力は高い道徳性に支えられて、はじめて本来の価値を発揮する。麗澤大学の学祖・廣池千九郎が掲げた「知徳一体」とは、知識と道徳が一体となった状態を意味する。

 この、道徳科学に基づく「知徳一体」の教育は、今も脈々と麗澤大学に受け継がれている。そこで同大では、2016年の学祖生誕150年を迎えるに当たり、道徳と倫理に関する学習、教育、研究のグローバルな展開を「記念年」のテーマに掲げた。今年のプレ・イベントにおける行事計画は以下の通り。

◆ 2015年実施予定のプレ・イベント等
《海外高等教育機関等での講演・シンポジウム》

・2月
 シンガポール ナンヤンポリテクニク(本学提携校)での講演
 講演テーマ:What is the “secret” of the longevity of Japanese enterprises?   — discerning the contribution of morality to business —
・7月
 ドイツ イエーナ大学(本学提携校)での講演
 趣旨:交流30周年記念して講演を実施。
 ※2014年までに麗澤大学からドイツへ留学した学生は累積で1000名以上を数え、ドイツから麗澤大学へ留学した学生も100名を越える。
・10月
 アメリカ セントマーチンズ大学(本学提携校)での共同シンポジウム
シンポジウム・テーマ:Higher Education for the Sustainable Future: Perspectives Across the Pacific
・12月
 ベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学(本学提携校)での共同国際シンポジウム
 シンポジウム・テーマ:宗教の寛容性と道徳
《海外高等教育機関等との共同研究》
・ミズーリ大学の「品性・市民性センター」(Center for Character & Citizenship)とともに品性教育に関する共同研究(継続)
 研究テーマ:道徳教育のインパクトを測定するツールの開発
・イギリス・バーミンガム大学の「品性・価値ジュビリー・センター」(The Jubilee Centre for Character and Values)との共同研究
《国内での研修会・講演会等》
・8月
 柏市教職員研修会(道徳) 高校教員のための道徳教育講座

●麗澤大学学長室Website
 http://www.reitaku-u.ac.jp/president/

▼本件に関する問い合わせ先
 麗澤大学 企画広報室
 〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1
 TEL: 04-7173-3030
 FAX: 04-7173-3585
 E-mail: koho@reitaku-u.ac.jp