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　学校法人文教大学学園では、今後同地に文教大学の新キャンパスを開設するとともに、学部等の再編や教育プログラムの見直し等による教育力の抜本的強化に努め、社会からの期待に一層応えていく。

　なお、本件の概要は以下の通り。

１．　土地譲渡契約締結先
　　　独立行政法人都市再生機構（UR）

２．　土地の概要
（1） 所在地　東京都足立区花畑5丁目（現UR花畑団地内、同再生プロジェクトA・B街区）
（2） 面積　47,306.7平方メートル（なおこのほかAB街区中央の足立区保有道路についても譲渡を受ける予定）
（3） 交通手段　東武スカイツリーライン谷塚駅から徒歩13～14分、同竹ノ塚駅からバス約15分、つくばエクスプレス六町駅からバス約10分

３．　開設の目的等
・文教大学学園は教育機関として社会からの負託に積極的に応えていくため教育・経営両面に亘る改革を実行中（「第一次中期経営計画」（2009～2012）・「第二次中期経営計画」（2013～2016））。
・社会は従来の予想を上回る規模と速度でグローバル化、多様化、複雑化が進行。本学園としても社会から一層評価・期待される教育・研究を実践していくことが求められている。
・他方、大学の既存キャンパスは狭隘化等が進みつつあるほか、距離的な点からも連携が必ずしも十分ではない。
・学園としてより長期的な観点から、この際、大学の新キャンパスを開設し、そこを中核的拠点として上記のような環境変化や課題への対応を図っていく。こうしたことによって「教育リーディング・ユニバーシティ文教」を更に具現化していく方針。

４．　開設予定時期
　　　2020（平成32）年前後を予定

５．　具体的利用計画
　　　上記開設目的等に沿って今後検討。具体策固まり次第発表の予定。

【参考】　文教大学学園の概要
（1） 沿革
昭和2（1927）年　立正幼稚園、立正裁縫女学校として東京府荏原郡大崎町（現品川区大崎）に創設（再来年（平成29、2017）創立90周年を迎える）
昭和28（1953）年　立正女子学園女子短期大学設立
昭和41（1966）年　埼玉県越谷市に立正女子大学設立
昭和51（1976）年　立正女子大学を「文教大学」に改称
昭和52（1977）年　文教大学を男女共学に
昭和60（1985）年　神奈川県茅ケ崎市に湘南キャンパス開設（情報学部、女子短大移設）

（2） 現在の状況
1. 設置大学：　文教大学（7学部5研究科、学生等数約8,600人）
（越谷キャンパス：　学生数約5,000人、埼玉県越谷市）：教育学部、人間科学部、文学部、大学院教育学研究科、同人間科学研究科、同言語文化研究科）
（湘南キャンパス：　学生等数約3,600人、神奈川県茅ケ崎市）：情報学部、国際学部、健康栄養学部、経営学部、大学院情報学研究科、同国際学研究科
2. 付属校：　付属中学高等学校（東京都品川区旗の台）、同小学校（同大田区雪谷）、同幼稚園（東京都品川区旗の台）
3. 在籍学生・生徒等の総数：　約1万人（卒業生約10万人）
4. その他：　小学校教員採用者数では全国私大で7年連続第1位（国公私立全国第4位）、中学校教員採用者数でも全国私大で第1位（国公私立全国第3位）（いずれも「2015年版大学ランキング」〈朝日新聞出版〉による）。

▼本件に関するお問い合わせ先
　文教大学学園　経営企画局長　本田　勝浩、同局経営企画課長　小島　誠
　※東京都品川区旗の台3-2-17
　TEL：　03-3783-5511（代表）　内線700（本田）または710（小島）