駒澤大学

多彩なゲスト講師によるオタク市場分析講座 ~開設4年目、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の展望【第1弾】~

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駒澤大学(東京都世田谷区)グローバル・メディア・スタディーズ学部(以下GMS学部)は、今年度で開設4年目の節目を迎える。設立後、日本で一番長い名称のカタカナ学部として、その名を知られることになったが、この4年間でGMS学部がどのような発展を遂げ、どのような学生が社会に巣立っていくのかを紹介したい。今回は第1弾として、GMS学部の特徴的な講義の1つを紹介する。

 今回、紹介する講座は「実践メディアビジネス講座 I 」。毎回実務家をゲスト講師に迎えて最前線のメディアビジネスを学ぶこの講座で今期取り上げられているのは、インターネットの発展とともに世界的な広がりを見せる「オタク市場」。日本発のポップカルチャーとして主に文化面に注目が集まりがちな「オタク」を市場という視点で捉え、その構造を「つくる側」「つかう側」など多角的な視点から分析、メディア業界などの今後を担う学生たちに、課題や展望などを考察してもらうという講座である。

 今回特筆すべきは、そのゲスト講師陣。アキバ系アーティスト兼声優として知られる桃井はるこさん、同人誌ビジネスで急成長を遂げる(株)虎の穴 代表取締役 吉田博高氏、オタク市場分析レポートで注目を集めた(株)野村総合研究所 情報・通信コンサルティング部 北林謙氏、動画共有サイト「ニコニコ動画」の運営を行う(株)ニワンゴ 代表取締役 杉本誠司氏、コンテンツビジネスでは重要な著作権管理を担う(社)日本音楽著作権協会 常務理事 菅原瑞夫氏らが毎回リレー形式で講義を行う予定。

 先日、講座の概論となる第一回目が開講されたが、収容定員204人の教場が立ち見になるほど盛況であった。講義の模様をインターネットの動画投稿サービス「ニコニコ動画」でストリーミング及び録画映像として配信するなど、インターネット・メディアを扱うGMS学部らしい試みも行われている。

【山口浩ゼミサイト「こち駒」】
http://www.kochikoma.net/blog/2009/04/post-13f0.html
http://www.kochikoma.net/blog/2009/04/20091-885f.html
http://www.kochikoma.net/blog/2009/04/20092-f97b.html

【山口浩 准教授 研究業績】
http://www.komazawa-u.ac.jp/~kikaku/profiles/1901004.htm

▼本件に関する問い合わせ先
 駒澤大学総務部広報課
 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
 TEL: 03-3418-9828
 FAX: 03-3418-9017
 E-mail: koho@komazawa-u.ac.jp
 http://www.komazawa-u.ac.jp/
 

541 第一回目講義では立ち見の学生も。授業は「ニコニコ動画」でもライブ配信。