駒澤大学

学生が考えるグローバル・メディア・スタディーズ学部 ~開設4年目、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の展望【第2弾】~

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駒澤大学(東京都世田谷区)グローバル・メディア・スタディーズ学部(以下GMS学部)は、今年度で開設4年目の節目を迎える。特徴的な学部名で知られているが、その名称からは教育内容やイメージが伝わりづらいとの話もある。今回は「開設4年目、GMS学部の展望【第2弾】」として、GMS学部の学生自身が考えるGMS学部像について紹介する。

 今回、紹介するのは、GMS学部 准教授金山智子ゼミ論集から、ゼミ生共同論文『何を勉強しているか分からないと言われるGMS学部 ~学部イメージの作られ方~』。所属するGMS学部のイメージについて研究を行った。

 論文作成にあたり、GMS学部に所属する学生にアンケート調査を実施。「入学前後の学部イメージ」、「GMS学部について説明を求められた際、教育内容をどのように説明するか」などの質問に対し、113人の学生が回答している。

 アンケート調査の結果、約68%の学生が、入学前に各種メディア(Webサイト、パンフレット、大学情報誌など)から得た学部イメージと、実際に学部で学んだ後ではギャップがあると回答しており、また、GMS学部について質問されたことがある経験は、学生は91%に及び、その際、「英語」や「メディア」をキーワードとして説明しているが、学生ごとにGMS学部像はさまざまであることが分かった。

 論文を作成した学生は、「GMS学部は、どんなことを学ぶ学部なのか、と聞かれることが多く、自分自身も同様の疑問を感じた経験があった」と、研究テーマを決めた動機について語った。また、今回の研究を通して「GMS学部がどんな学部か」を説明できるようになったか、と質問したところ「例えば金融危機などの国際的な問題を解決する視野を身につける為、語学・IT・経営の知識・技術などを学ぶ学部」と、GMS学部像を示してくれた。

 教育内容やイメージが伝わりづらいと言われてきたGMS学部ではあるが、今回のような学習・研究を続けている学生の活躍が、今後のGMS学部像の確立に重要な役割を担うことだろう。

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http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=818

▼本件に関する問い合わせ先
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 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
 TEL: 03-3418-9828
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