法政大学

法政大学で「学生力」を生かした恒例の新入生合宿を実施

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4月30日から5月2日にかけて、法政大学恒例の新入生合宿が実施された。上級生の “学生力”を生かしたサポートにより、新入生のコミュニケーション力などを向上させる内容だ。

 法政大学(東京都千代田区 増田壽男総長)では、市ケ谷・多摩・小金井の全キャンパスの新入生の希望者を対象に、毎年、新入生合宿を開催している。2008年も、新入生約50人と在学生の学生スタッフ25人、教職員10人が参加して、4月30日(水)~5月2日(金)の2泊3日の日程で「高尾の森わくわくビレッジ」(八王子市川町)で実施された。 

 新入生たちが自立的かつ積極的な学生生活を送るための「きっかけ」となる多彩なプログラムを盛り込んだ合宿の特徴は、在学生の学生スタッフが寝食を共にし、プログラムや3日間の共同生活を通じて新入生をサポートしている点である。新入生として合宿に参加した学生が次年度以降にスタッフとして参加するケースも多く、学生スタッフにとっても、リーダーシップや自立・協調性を発揮する格好の機会となっている。

 3日間を通じて学ぶさまざまなプログラムは、新入生たちに「キャンパス・学部を超えた仲間づくり」「大学生活への不安の解消と、学生生活の動機づけ」「大学というコミュニティの仲間意識」や大学生活を充実させる基礎力(意識)などを培ってもらう内容。コミュニケーション力やプレゼンテーション力を培う全体セミナーのほか、ワークショップ(選択制)は食事バランス栄養学講座、大学で役立つ文章講座、キュートメイク<女子限定>、名刺マナー講座など趣向をこらした内容で行われた。

 法政大学では現在「学生の力」を活かしたピア・サポート・コミュニティ作りを積極的に推進しており、今回の新入生合宿もその一環である。2007年度文部科学省学生支援GPに採択された、「『学生の力』を活かした学生支援体制の構築~クラス・ゼミ(正課外教育)に次ぐ『第3のコミュニティ』づくり~」によるもので、「エンパワーメント」「課外教養プログラム」「キャリア支援」「障がい学生支援」「同郷会」「ピアサポート」「ボランティア支援」の7つのプロジェクトが始動している。

▼本件に関する問い合わせ先
法政大学学生センター 市ケ谷学生生活課 
TEL 03-3264-9480

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