帝京大学

帝京大学が6月26日・27日に「第7回帝京-ハーバードシンポジウム」を開催

大学ニュース  /  イベント  /  国際交流  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

1993年以来、米国のハーバード大学と提携し、学生や教員の交流を深めている帝京大学では、6月26日・27日に「第7回帝京-ハーバードシンポジウム」を開催。「ヘルシー・ホスピタル:患者・医療者・社会が作る安心と信頼の輪」を基本テーマに、社会全体がヘルスケアシステム構築のために協働することの重要性について議論する。また、日野原重明先生(聖路加国際病院理事長)の記念講演も予定している。

 帝京大学は1993年以来、米国のハーバード大学と提携し、学生や教員の交流を深めている。また医療と健康に関わる問題を先進的に取り上げ、世界中から最先端の専門家を集め問題を分析し、解決の方向性を議論し、セミナーやシンポジウムを通じて成果を社会共通の財産として幅広く発信してきた。

 世界に誇る日本の医療機関や制度は今、大きな課題に直面している。増加の一途をたどる医療サービスの需要に対して、供給側である医師をはじめとする医療者は必ずしも十分ではなく、個々の医療者の疲弊は深刻なレベルに達しているからだ。

 医療者が疲弊するということは単に医療者側の問題ではなく、医療事故の原因ともなり、医師患者関係を悪化させ、医療訴訟が多発する。そしてそうした危険の多い産婦人科、外科、小児科等から真っ先に医師が離れていき、それらの専門科を志望する若手医師も減少し続けている。数多くの病院が医師不足で閉鎖を迫られ、地域医療の崩壊が急速に進行している。

 今回のシンポジウムでは、こうした社会環境を背景に、基本テーマを「ヘルシー・ホスピタル:患者・医療者・社会が作る安心と信頼の輪」とし、医療安全や専門医制度についても触れながら、行政だけでなく、個人、地域、医療職、医療機関等それぞれが健康増進に対し責任を持ち、ヘルスケアシステム構築のために協働することの重要性について議論する。

・会  期: 平成21年6月26日(金)、27日(土) 2日間

・会  場: 帝京大学 臨床大講堂
       (東京都板橋区加賀2-11-1)

・参加対象: 一般、医師会・学会関係者、本学医学部附属病院との連携病院関係者、医療・製薬業界等の企業関係者、本学学生及び教職員、他

・対象地域: 東京都板橋区を中心とした首都圏全域

・日  程: ※2日目は一般参加可能(申込は専用ページから)
【1日目 6月26日(金)】
 13:00~13:10 挨拶 冲永佳史(本学学長)
 13:30~17:40 講演 第一部「医師と患者」
【2日目 6月27日(土)】
 10:00~12:00 講演 第二部「病院」
 13:20~14:50 講演 第三部「地域・社会」
 15:00~15:30 記念講演 日野原重明(聖路加国際病院理事長)
 15:30~17:00 講演 第三部(続)

・専用ページ: http://www.teikyo-u.ac.jp/ths/
・問い合わせ: 電 話) 03-6672-0822[平日1000~1700]
          メール) teikyo@newsbase.co.jp

・主  催: 帝京大学 (第7回帝京-ハーバードシンポジウム実行委員会)

・後  援: 厚生労働省、文部科学省、日本学術会議、日本医師会、東京都医師会、板橋区医師会、帝京大学医師会、日本医学会、日本医学教育学会、日本医療・病院管理学会、日本衛生学会、日本公衆衛生学会、日本心身医学会、日本内科学会、日本プライマリケア学会

▼本件に関する問い合わせ先
 帝京大学 本部大学PR推進室 小林
 〒173-8605 東京都板橋区加賀2-11-1
 TEL: 03-3964-4162 携帯電話:080-1068-0026
 E-mail: kobayashi@ teikyo-u.net
 http://www.teikyo-u.ac.jp