桃山学院大学

桃山学院大学が記念講演会「刷り物が伝えた日清・日露戦争と東アジア」を開催

大学ニュース  /  イベント  /  生涯学習

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

桃山学院大学(大阪府和泉市)では2月13日(土)に、記念講演会「刷り物が伝えた日清・日露戦争と東アジア」を、いずみの国歴史館(同市)にて開催する。これは、「描かれた戦争、創られるイメージ―刷り物で見る日清・日露戦争と東アジア―」の開催を記念し、実施されるもの。同大国際学部の原山煌教授が、美しいカラー刷りで戦争を報じた木版画や石版画などの「刷り物」から、3つの戦争がどのように描かれ、語られ、伝えられたのかを講演する。聴講無料・申込不要。

 日本は、日清戦争・義和団事変・日露戦争という3つの「戦争」を通じて、帝国列強の仲間入りを果たし、アジアへ勢力を拡大していった。このことは、新聞や雑誌、大衆芸能などを通じて国民に伝えられたが、なかでも大きな影響を与えたのが、美しいカラー刷りで戦争を報じた木版画(錦絵)や石版画などの刷り物であった。

 この講演会では、3つの戦争がどのように描かれ、語られ、伝えられたのかを、同大国際学部の原山煌(あきら)教授が語る。100年前の戦争のイメージと現実、当時のアジア認識の実態などを今日の観点から振り返るのが狙いだ。

 また、同大と和泉市との共催企画展「描かれた戦争、創られるイメージ-刷り物で見る日清・日露戦争と東アジア-」も、いずみの国歴史館内で3月7日(日)まで開催している。初めて公開される石版画や、普段あまり目にすることのない豆本など、地元大阪で出版された貴重な刷り物を多数展示している。

◆企画展記念講演会「刷り物が伝えた日清・日露戦争と東アジア」
【開催日時】
 2010年2月13日(土) 13:30~15:30
【講師】
 原山煌氏(桃山学院大学国際教養学部教授)
【場所】
 和泉市いずみの国歴史館まなびのプラザ会議室
 ( http://izumi.gtx.jp/meisho/rekishi.htm )
【備考】
 聴講無料。定員80名(申し込み不要、当日先着順)

■和泉市いずみの国歴史館平成21年度冬期企画展
 「描かれた戦争、創られるイメージ―刷り物で見る日清・日露戦争と東アジア―」

【開催期間】
 2010年3月7日(日)まで
【開催時間】
 10:00~17:00(入館は16:30まで)
 ※入館料無料
【休館日】
 月曜日(祝日は開館)・祝日の翌日
【共催】
 和泉市、和泉市教育委員会、桃山学院大学

▼本件に関する問い合わせ先
 桃山学院大学 記念事業事務局
 〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1-1
 TEL: 0725-54-3131(代)