桃山学院大学

新入生の金銭的負担とゴミを減らそう!――桃山学院大学が「リユース・リサイクル市」を開催

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桃山学院大学(大阪府和泉市)では3月20日(土)、3月21日(日)、3月26日(金)に、「リユース・リサイクル市」を開催する。これは、卒業生などから生活用品の不用品を譲り受け、新しく下宿生活を始める新入生に安価もしくは無料にて提供することで、ゴミおよび新入生の金銭的負担の軽減を促す活動だ。同大学が環境問題への取り組みの一環として毎年実施しているもので、売り上げはすべてチャペルへの献金としている。

 現代の日本は、物質的には豊かになった。しかし、その一方でゴミが大量に発生し、大きな社会問題となっている。このような状態が続けば、近い将来ゴミが溢れるのはもちろん、大切な地球資源を使い果たしてしまうことは明らかである。そのためにも、物を大切に使い、不用となったものは積極的に再利用、再資源化するよう努力することが必要だ。
 
 こうした中、桃山学院大学(大阪府和泉市)では地球環境問題の重大性を認識し、地球環境の保全に向けて積極的に貢献する「桃山学院大学環境宣言」を掲げている。2001年10月には環境委員会を発足し、(1)省資源・省エネルギー(2)廃棄物減量・再資源化(3)環境教育研究の3つの部会がそれぞれ独自の活動を行っている。
 これまでにも、省エネルギーのため人感センサー式の自動照明をトイレに設置したり、教室の消灯ルールを提言したほか、メールの一斉配信による環境ニュース、ホームページや新年度の配布チラシでの情報発信、環境講演会の実施など、さまざまな手段で大学構成員の意識の向上に努めてきた。
 
 さらに同委員会では、こうした活動に学生にも主体的に関わってもらうため、「リユース・リサイクル市」を開催している。これは、卒業していく学生等から生活家電や家具等の不用品を譲り受け、新しく下宿生活を始める新入生(および在校生)に安価で提供するもの。廃棄物を減らし、生活用品の再利用を図ることで循環型社会への啓発を促すとともに、ゴミおよび新入生の金銭的負担の軽減も促している。
 「リユース・リサイクル市」は毎年3月下旬に実施し、売り上げはすべてチャペルへの献金としている。今年の詳細は以下のとおり。
 
【開催日時】
 ●3月20日(土) 10:00~16:30
 ●3月21日(日) 10:00~15:00
 ●3月26日(金) 10:00~16:30
【開催場所】
 桃山学院大学生協 3階ホール
【対象者】
 販売対象、リサイクル品提供者の対象は学生を中心とする本学関係者に限る。
【主催】
 桃山学院大学環境委員会
http://www.andrew.ac.jp/info/kankyo/torikumi/p_04.html
【運営協力】
 桃山学院大学生協 購買部
 
▼本件に関する問い合わせ先
 桃山学院大学 環境委員会
 〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1-1
 TEL: 0725-54-3131(代)
 E-MAIL: kankyo99@andrew.ac.jp