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4年制大学では日本初の「ヘリパイロット養成コース」に1期生10人が入学――帝京大学

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帝京大学理工学部航空宇宙工学科では今春、4年制大学では日本初となるヘリコプターパイロット養成コースを開設。1期生10人が入学した。入学生の出身県は全国に及び、うち1名は女子学生である。同コースでは機長経験者とヘリコプター工学の専門家を新たに教授陣に迎え、充実した教育体制を整備。4月17日(土)には下妻へリポートにて、業務提携先である(株)アルファアビエーションの経営陣・実技教官と1期生の対面式およびオリエンテーション、記念撮影を実施する。

 帝京大学理工学部航空宇宙工学科では今春、4年制大学では日本初となるヘリコプターパイロット養成コースがスタート。1期生10人が入学した。入学生の出身県は全国に及び、北海道1名、東北1名、上信越1名、関東近県3名、東海2名、九州2名となっている。また、この内1名は女子学生である。
 同大では、同コースを立ち上げるにあたり、従来の教授陣に加え、宇都宮の航空宇宙工学科に経験豊かな下記の2人の教授を迎え、同コース特有の授業科目や実験、卒業研究を担当する布陣を整えた。

 また、4月17日(土)午後1時には、業務提携先である(株)アルファアビエーションの経営陣・実技教官と1期生の対面式およびオリエンテーション、記念撮影を、操縦訓練場のある下妻へリポートにて実施する。

●畝本 宜尹(うねもと・のぶまさ)教授
 2010年2月まで現役の機長を務める。65歳。総飛行時間1万8000時間強。ANAではヘリコプター(677h)、YS11(2621h)、B727(1438h)、L1011(3486h)、B767(6971h)。その後IBEXエアラインズ社に移り、CL65(CRJ)機の機長を5年間務める。
※航空機操縦は昭和44年から開始。41年間無事故で飛行勤務し、豊富な経験を持つ。操縦学入門、管制、航空英語および操縦実習の単位認定、操縦に直結する授業と実習科目を担当する。

●平本 隆(ひらもと・たかし)教授
 2010年3月までFHI航空宇宙カンパニー勤務。53歳。ヘリコプターの設計・開発業務に専念。同社技術開発センター第一技術部長、航空機設計部主管を歴任。日本航空宇宙学会回転翼機部門委員長、第45回飛行機シンポジウム実行委員長、日本ヘリコプター協会会長、東京大学非常勤講師の外部役員を歴任。
※航空気象、航空法規1・2、航空機設計、ヘリコプター工学概論等、工学に関する授業科目と実験を担当。

▼本件に関する問い合わせ先
 帝京大学 理工学部航空宇宙工学科教授 森 要(もり・かなめ)
 〒320-8551 栃木県宇都宮市豊郷台1-1
 TEL: 028-627-7171(教授室直通)
 (不在の場合)TEL: 028-627-7106(事務局総務グループ)
 E-mail: mori◎koala.mse.teikyo-u.ac.jp
 (注)◎は「@」(アットマーク)を示します。
 URL: http://www.riko.teikyo-u.ac.jp/