大阪国際大学

学生が地元のNPO法人とまちづくりに取り組む「ひと・まち・であう」プロジェクトをスタート――大阪国際大学

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大阪国際大学では6月末に、 現代社会学部法律政策学科の田中優ゼミの学生10人が中心となって、まちの課題を考える「ひと・まち・であう」プロジェクトを立ち上げた。これは、同大が立地する枚方市の菅原東小学校校区で、まちづくりに取り組むNPO法人「ぶらっとホームすがはらひがし」と連携し、高齢化や子育て、防犯などの問題を考えるというもの。学生ならではのアイデアと行動力を用いて、3年計画で解決策を探るのを狙いとしている。

 大阪国際大学 現代社会学部の田中優講師は、法律政策学科の学生に対し、「問題解決能力をつけるためには机上ではなく、生きた課題を取り上げて、自分らの頭で考え、汗をかく中から解決方法を見出す必要がある」と考えていた。
 こうした中、空き店舗を利用して住民憩いの場を作るなどの活動をしている地元のNPO法人「ぶらっとホームすがはらひがし」に連携を求めたところ、「老齢化が進む地域にとって、若い人のアイデアが必要」と、両者の目指すところが一致した。
 
 学生らはさっそく7月24日に地元の神社で行われた「菅原東校区 夏祭り」にボランティアで参加し、地域の方々と親交と絆を深めた。8月末に開催される「枚方まつり」にも参加する予定だ。また、9月には北海道・登別市で開かれる「全国大学政策フォーラム」において、これまでの取り組みについて成果を発表する。

 リーダーの4回生小竹森晃さんは、「人とふれあうことで、さまざまな考えがあることが分かり、授業では得られない貴重な体験ができる」と話している。

▼本件に関する問い合わせ先
 大阪国際大学枚方キャンパス 田中優講師
 TEL: 072-858-1616(代表)
 E-mail: m-tanaka@oiu.jp