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「ビジネスゲーム」で本格的な企業経営を体験――麗澤大学が4月14日に「ビジネスゲーム検定」認定証授与式を開催

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麗澤大学では、ビジネスと会計に関する理解度を初めて検定化した「ビジネスゲーム検定」の認定証授与式を4月14日(木)に開催する。この認定証は、経済学部が昨年度より実施している「ビジネスゲーム」を取り入れた最先端の実践教育プログラムを履修した者のうち、成績優秀者に対して提供するもの。今年は上級17名、中級56名の学生が認定証を授与される。

 麗澤大学(千葉県柏市)経済学部では、2009年度より「ビジネスゲーム」を取り入れた実践教育を本格的に展開している。また2010年度からは、排出権取引などを取り入れた最先端のビジネスゲーム教育を開発・導入している。これらの教育プログラムを通じて、学生たちは会社経営の実務を疑似体験し、経営者として必要な発想や判断力を、また会計処理能力を身につけていく。

 ビジネスゲームでは、学生一人ひとりが自分の「会社」を持ち、経営者として人を採用し、材料を購入し、商品を製造・販売する。そして、他の学生と競争しながら会社を発展させていく。ゲーム中はカネの出入りをすべて記録し、ゲームが終了すると、自社の計算書類を作成する。自分の体と頭を使って、自己責任で会社を経営するわけである。これにより、彼らは、経済学が扱う社会現象や経営学で伝える会社経営の醍醐味や社会的意義を、体験を通して学んでいく。最高難度のゲームでは、近未来市場における企業経営と持続可能な社会のあり方を学ぶことができる。

 こうした中、同大では今春、ビジネスと会計に関する理解度(事業活動が財務諸表のどこにどう表れるかに関する理解と、その理解を応用する力)を初めて検定化した「ビジネスゲーム検定」を実施。認定証授与式を4月14日(木)に開催する。

 認定証は、同プログラムを履修した者のうち、成績優秀者に対して提供される。難度に応じて、(1)ビジネスゲーム基礎、(2)ビジネスゲーム中級、(3)ビジネスゲーム中級IFRS、(4)ビジネスゲーム上級があるが、今回の検定対象者は(2)と(4)のみとなっている。

 各ビジネスゲームが求める理解の範囲とレベルは、以下の通りである。
(1)ビジネスゲーム基礎:中堅メーカーの経営と会計処理の基本を理解する。
(2)ビジネスゲーム中級:上場会社の経営と会計処理の応用を理解する。
(3)ビジネスゲーム中級IFRS:グローバル企業の経営と国際会計基準による会計処理を理解する。
(4)ビジネスゲーム上級:環境配慮型企業の経営と排出権資産等の会計処理を理解する。

◆「ビジネスゲーム検定」認定授与式 概要
【日時】
 4月14日(木)16:30~
【場所】
 生涯教育プラザ1階プラザホール
【対象者】
 73名(上級17名、中級56名)

【式次第】
 ●16:30 開式
        経済学部長挨拶
 ●16:40 認定証授与
 ●16:45 祝辞:麗澤大学 学長
 ●16:50 学生代表挨拶
 ●16:55 閉式
 ●17:00 記念撮影

▼本件に関する問い合わせ先
 麗澤大学 企画部広報室
 〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1
 TEL: 04-7173-3030
 FAX: 04-7173-3585
 E-mail: koho@reitaku-u.ac.jp
 http://www.reitaku-u.ac.jp/