大阪国際大学

「直接対話の場」を目指し、学生運営のコミュニケーション・スペースに人の輪が広がる――大阪国際大学で12月21日まで設置

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大阪国際大学守口キャンパス本館1階のイベントホールの一角には、10月1日から12月21日までの間、コミュニケーション・スペースが設けられている。毎週月曜から金曜の午前11時半から午後3時まで、4人掛けの円テーブルが置かれ、コーヒーや紅茶、スープなどが無料で提供される。これは、人間科学部心理コミュニケーション学科の縄田文子ゼミの3回生9人が中心となって、授業の空き時間を使って運営しているもの。

 縄田ゼミでは、インターネットなどバーチャルな交流は得意だが、直接相対して話すなどのコミュニケーションをとることが苦手な学生が増えていることに注目。このたびのコミュニケーション・スペースの設置は、大学が学生の活動を支援する企画として採用された。
 縄田教授は「友だちが見つからないなど孤独な学生が増えている。そうした学生が立ち寄れる場を、と話し合いました」と話す。このスペースは学生だけでなく、教員や大学で働くさまざまな人、地域の人などにも開放している。

 この取り組みは、10月1日から12月21日まで息の長い企画。これまでに地域の人たちを招待し、「ものつくり」の企画も行った。
 12月19日午後2時から5時までは、クリスマス装飾コンテストなども予定している。綿菓子の無料配布もある。
 スペースには、毎日40人から120人近くが訪れ、交流を深めている。

▼本件に関する問い合わせ先
 大阪国際大学人間科学部
 縄田 文子教授 
 TEL: 06-6902-0791(代)

3752 学生たちが運営する「直接対話」のスペース